10/26 京成線ダイヤ改正

10/26に京成線でダイヤ改正が行われました。といっても記事を書いているのは改正前です。

内容としてはスカイライナーが殆どの時間帯で20分おきに運行されるというのが目玉です。今までは40分間隔の時間帯も多かったので、これはとても便利になったと言えるでしょう。

一方、京成本線では日中に京成上野~成田空港の特急が20分おきにありましたが、この一部を快速特急に置き換えられました。特急と快速特急は京成佐倉~成田が各停かノンストップかの違いになります。つまり快速特急に昇格すれば所要時間短縮で良い改正と思われるかもしれませんが、この快速特急は運転区間が京成上野~京成成田なのです。これでは成田~空港間の本数が減ってしまいますから、代わりに京成佐倉発着の快速の一部を空港発着に変更し、下りは京成佐倉倉、上りは京成成田で快速特急と快速を接続ということになりそうです。

特急が40分おき、快速特急も40分おきなので京成上野~京成成田は2種別で20分おきとなり、本数的には今まで通りとなります。京成成田~成田空港間は特急が40分おき、快速も40分おきとなり、こちらも2種別で時間3本となります。

改正後の第2ターミナル駅京成線上り時刻表(スカイライナーを除く)はこんな感じです↓

まず本線系統の20分おきが崩れています。そして一番良くないと思うのが特急とアクセス特急が同じような時間に出発することです。せめてアクセス特急と合わせて20分おきならまだマシだったのですが…。

例えば12:06のアクセス特急と12:11の特急を逃した場合は12:28の快速に乗ることになります。そのまま乗っていても都内へ行けますが、快速は停車駅が多いのでとても遅いです。ですから多くの人は京成成田で快速特急に乗り換えるでしょう。その快速特急は青砥で12:47発のアクセス特急と接続をとります。つまり都営線方面へ向かう場合は快速に乗る意味がありません。利点は運賃が少し安くなるくらいでしょう。でも荷物を持って2回乗り換えるのは面倒でしょう。

はっきり言って今回のダイヤ改正で無料優等をこんな面倒なことにしたのは理解できません。ただでさえ本線とスカイアクセス線経由があってわかりにくいのに、余計にわかりにくくなっただけです。特急と快速特急の所用時間差はたったの3分程度です。こんな複雑にするくらいなら改正前の特急が時間3本だったほうがわかりやすくて良かったと思います。まぁ京成としてはスカイライナーに乗ってくれという事でしょうか。せめて青砥に停まってくれれば便利になる人ってけっこういると思うんですけどねぇ。どうせあの辺りはノロノロ走ってるしw

ちなみにアクセス特急ができても本線特急って意外と利用者が多いんですよ。恐らく苦情が多くなることでしょう。

JR 2019年3月ダイヤ改正

昨日、JR各社より来年3月のダイヤ改正について発表がありました。

個人的には上野東京ライン絡みで何かあるかな~と期待しましたが、何もありませんでしたw

個人的に気になった部分を書いていきます。

1.中央線ライナーの特急化

これは高崎線のスワロー特急化と同じ流れですね。残念ながら利用者にとってはデメリットのほうが多そうです。

具体的には料金面で値上げと言えます。現在のライナー券は距離に関わらず510円です。特急化すると、東京~八王子、新宿~青梅等の50kmまでの区間は通常料金が750円、えきねっとチケットレスサービスだと650円となります。えきねっとチケットレスサービスでは約3ヵ月間キャンペーン割引をやるようで、この場合は450円となります。

最悪なのは東京~青梅の利用者ですね。50kmを超えてしまいますので、通常料金が1000円、チケットレスサービスが900円、チケットレスサービスのキャンペーン期間中は700円になります。おまけに青梅線のライナーは下りは3本あったのに1本だけになります。

2.ホームライナー千葉の廃止

現在、東京・新宿からのホームライナー千葉は5本あります。これが廃止となり、同数の快速列車が増発されます。

快速列車が増発されるので、そのぶん誰かが座るチャンスが増えると言えますが、整理券さえ買えば必ず座れるという列車が無くなるのは痛いですね。

これで首都圏のJRライナーは東海道線のみになってしまいますね。

3.宇都宮線の両毛線直通列車が廃止

夕方に1往復だけ高崎~小山~宇都宮という両毛線直通列車が残っていましたが、これが高崎~小山の両毛線のみの列車となります。つまり宇都宮線から211系が完全撤退ということも意味します。

小山~宇都宮がそのまま廃止だと大穴があくので、恐らく小金井止まりの列車を宇都宮まで伸ばす対応をすると思われます。

4.岡山~予讃線直通普通列車の廃止

岡山~観音寺・琴平間の普通列車が4往復程度ありますが、これが岡山~児島に短縮されます。

車両は四国側が6000系、西日本側が115系でしたが、ダイヤ改正後はこれらの車両が瀬戸大橋を渡らなくなります。

これは以前から乗ってみたい列車だったので、どうにかダイヤ改正までに乗れたらいいなと思います。

5.香椎線DENCHA化

香椎線の気動車をDENCHAに置き換えるようです。香椎線は全線非電化なので、香椎駅に充電設備を新設するようです。

香椎線は朝以外は香椎で分断運転しているので、香椎での折り返し時間に充電できます。朝は全線直通列車がありますが、これは分断されるか、香椎で長時間停車ということになりそうですね。ひょっとしたら鹿児島本線直通とかできるかもしれませんが、鹿児島本線側に余裕が無いかな…。

3/17 JRグループダイヤ改正

15日にJR各社から一斉に発表されました。

・2018年3月 ダイヤ改正について(JR東日本)

http://www.jreast.co.jp/press/2017/20171213.pdf

 

JR東日本の場合、各支社からも発表がありますので、そちらを見たほうが細かい事まで載っている場合があります。JR西日本とJR九州はプレスリリース一覧に各地区のpdfファイルのリンクがありますので便利です。

全部見るのが大変でしたが、個人的に気になったのを挙げてみましょう。

・高崎線「スワローあかぎ」号 鴻巣と北本駅全停車

→快速アーバンとあまり変わらない気が…。でも着席できる列車があるのは良いことです。

・新潟地区115系置き換え

→E129系投入により115系の置き換えが進みます。

・スーパーあずさ号は全て新型車両に

→E351系やE257系の動きが気になります。

・阪和線天王寺~日根野間、223系と225系に統一

→普通や快速列車が223系または225系化されます。これにより103系と205系が置き換えられます。

・きらめき号本数減

→日中の博多~小倉運転のきらめき号が運休になります。かなり空いていたので仕方ないのかも。

・鹿児島本線博多口、準快速廃止で区間快速新設

→13時台の時刻表が載っていましたが、見た感じかなりの改悪っぽいです。

・日豊本線佐伯~延岡間の普通列車削減

→元々普通列車の本数が少ない区間ではありますが、通し運転の列車が下り1本、上り2本だけになります。特急が時間1本あるので不便ではないですね。

 

全体的には「見直します」といった列車本数減が目立つ内容でした。上野東京ライン絡みの改正が全くなかったのが残念。