香港QEⅡcup他、特設サイトオープン

campaigns.hkjc.com/qeii-cup/en/

4/29に香港沙田馬場で行われるQEⅡcup等の特設サイトがオープンしました。公開されているコンテンツはまだ少なく、これから充実していくはずです。

今後の流れとしては、9日に追加登録を締め切って、その後、選出馬が発表され、26日あたりに枠抽選が行われると思います。

気になる日本からの出走予定馬、招待状が届いているところもあるようですが、参戦を表明しているのは皐月賞馬アルアインくらいでしょうか。ドバイ組からも多数の登録がありましたが、さすがに1ヵ月以内で海外の連続はきつそうで恐らく出ないでしょう。毎度おなじみのステファノス号も回避したようで、今年はちょっと少ない、もしくは出ないレースもあるかもしれません。

 

ちなみに今日8日は前哨戦とも言えるレースがあります。1200mのTHE SPRINT CUP、1600mのTHE CHAIRMAN’S TROPHYです。面子は毎度おなじみって感じはしますが、特にTHE CHAIRMAN’S TROPHYに注目したいです。香港カップを勝ったTIME WARP、香港マイル勝ち馬のBEAUTY GENERATION、BEAUTY ONLY、そして個人的に注目していたPAKISTAN STARも復活するか楽しみです。

春の香港国際競走

4/29(日)に香港の沙田競馬場でGⅠが3レース行われます。今年から同日に行われるようになりました。

・Chairman’s Sprint Prize(1200m)
・Champions Mile(1600m)
・Audemars Piguet QEII Cup(2000m)

初回エントリーが締め切られ、HKJCには全ての登録馬、JRAには日本の登録馬について掲載されています。

・HKJC
racingnews.hkjc.com/english/2018/03/21/chairmans-sprint-prize-entries/
racingnews.hkjc.com/english/2018/03/21/champions-mile-entries/
racingnews.hkjc.com/english/2018/03/21/audemars-piguet-qeii-cup-entries/

・JRA
http://www.jra.go.jp/news/201803/032206.html

日本馬については多数の登録があり、既に招待状を受けとっているところもあるようです。ドバイにも出る馬もいて、これは結果や状態次第なのかなと思いますが、もし出るなら日本に戻らずに香港に直行でしょうか。

 

ところで高松宮記念に参戦した香港馬のBLIZZARDはChairman’s Sprint Prizeの他にChampions Mileにも登録があります。もしChampions Mileに出てその結果次第では安田記念に参戦というプランもあるようですね。

HKIR2017 反省会

もう1週間以上経ちましたが香港国際競走(HKIR)の独り反省会です。

★香港ヴァーズ

枠発表の記事で「HIGHLAND REELとTALISMANICの2頭にその他が挑むといった構図になりそう」と書きました。素直にそうしていればいいのに、いざオッズを見て安いなぁと思い、考えが変わってしまうんですねぇ。オッズが良かったのでTALISMANICの単勝で勝負してしまいました。結果は見ての通りHIGHLAND REELの優勝です。2着がTALISMANIC、3着にはトーセンバジルが入りました。

 

★香港スプリント

MR STUNNINGが単勝1.95倍という圧倒的1番人気になり、そして優勝しました。2着にはD B PIN、3着にはなんとBLIZZARD。香港馬が一番強いのがわかっているのに、オッズが安いという理由で欧州馬に浮気して撃沈w

 

★香港マイル

今回、唯一当たったのがマイルでした。混戦で一番難しいと思っていたのにw勝ったのはBEAUTY GENERATIONでした。当たったけど、他の馬も買っていたのでそんなに返ってきたわけではありません。なお2着にWESTERN EXPRESSが入り荒れたかたちになりました。BEAUTY GENERATIONは今後も注目していこうと思います。

 

★香港カップ

このレースはネオリアリズムが2着は外さないと思い、日本で言う馬連を買いまくりました。レースは事前に逃げ宣言していたTIME WARPが逃げ、ネオリアリズムは2番手で進むもコーナーでかかってしまい、ヒヤヒヤしながら見ていました。ネオリアリズムはずっとスマートレイヤーにフタをされるような感じで思うような競馬ができなかったと思います。直線ではTIME WARPに離され、WERTHERにも差されて3着。TIME WARPはスローで逃げての勝利、お見事でした。TIME WARPの競馬をネオリアリズムがやって欲しかったなぁ…。

結局当たったのはマイルだけで、今年は撃沈でした。買い方を変えなきゃダメですね。その他、カメラは壊れたり、腹が痛くなったり、通信ができなくなったり、今年は散々なHKIR観戦となりました…。とほほ。

HKIR 枠順発表

香港国際競走(HKIR)が2日後に迫りました。昨日は枠の抽選会が行われました。公式サイトで中継していますので毎年見ていますw

ということで、各レースについてど素人の考えを書いていきます。

・香港ヴァーズ

今回はこのRが一番面白いかもしれません。人気になりそうなのはBCturfを制覇しているHIGHLAND REELとTALISMANICですね。前者は最近の調子があまりよろしくないように見えますが、それでもこの中では上位で馬券内濃厚でしょう。この2頭にその他が挑むといった構図になりそうです。他で注目なのは日本馬のキセキ、地元香港のEAGLE WAYが面白いと思います。

 

・香港スプリント

言うまでもなく地元香港馬が強いです。その中でもMR STUNNINGは一番人気になりそうなくらい強いと思います。他にはAMAZING KIDSやLUCKY BUBBLESに注目しています。外国馬では英国やドバイ、米国でのG1勝ち馬が参戦していますが、香港馬には勝てないでしょう。もちろん日本馬もここでは厳しいですね。

 

・香港マイル

これも香港馬が強いレースです。ただ、飛び抜けて強い馬はおらず、どの馬が飛んできてもおかしくなく難しいですね。注目しているのはHELENE PARAGON、SEASONS BLOOM、BEAUTY GENERATIONの3頭です。サトノアラジンは過去の成績を見ると厳しそうですが、ボウマン騎手なのでひょっとしたら走ったりしてwオッズがそこそこ付くと思うので応援馬券として単勝を少し買っておくのが面白そうです。

 

・香港カップ

日本馬が2年連続で勝利しています。今年は同距離のQEⅡカップをネオリアリズムが勝っていて、今回も参戦するので3年連続勝利に期待がかかります。もちろん地元勢も維持がありますからマークがきつくなるでしょう。香港馬はやはりWERTHERがこの距離では強いです。その他の香港馬はTIME WARPとNASSAが面白そう。外国馬は英国のPOET’S WORDが良さそうです。日本馬はネオリアリズムに勝利を期待して、ステファノスの2,3着力に期待していますw

HKIR2017 Selections

12/10に沙田馬場で行われる香港国際競走の選出馬が発表されました。

・JRA発表のpdfファイル

http://www.jra.go.jp/news/201711/pdf/112302.pdf

出走取消や追加の可能性もありますが、今のところこの面子でやりますよ、ということですね。

ここでは日本馬を見てみましょう。

・香港ヴァーズ: キセキ、トーセンバジル

・香港スプリント: レッツゴードンキ、ワンスインナムーン

・香港マイル: サトノアラジン

・香港カップ: ネオリアリズム、ステファノス、スマートレイアー

今年は全部で8頭の日本馬が参戦します。

 

個人的に今年面白そうなのはヴァーズですね。今年のBCターフ勝利馬TALISMANICと去年のBCターフ勝利馬HIGHLAND REELが出走します。更にはHIGHLAND REELの全弟のIDAHOも出走予定です。これに今年の菊花賞馬キセキがどういう走りをするか楽しみです。

あと、密かに狙おうと思っていたPAKISTAN STARの名前がありませんでした。調べてみると、↓のような記事が…。残念。

・パキスタンスター、悪癖のために今シーズンは出走できない可能性

http://www.jairs.jp/contents/newsprot/2017/40/4.html

一ヶ月後はHKIR

毎年恒例、Hong Kong International Racesがちょうど一ヶ月後となりました。今年も大いに盛り上がることでしょう。

 

HKJCのHPでは登録馬が発表されています。

World class talents nominated for the LONGINES Hong Kong International Races

racingnews.hkjc.com/english/2017/10/25/world-class-talents-nominated-for-the-longines-hong-kong-international-races/

日本馬のみはこちら

・2017香港国際競走に日本馬が予備登録

http://www.jra.go.jp/news/201710/102607.html

 

公式サイトは既に公開されていて、これから色々と情報が出てくると思います。楽しみですね。

・LONGINES HKIR 2017

campaigns.hkjc.com/hkir/en/?b_cid=CSLDSPA_HPNAG_1718HKIR

QE2cupとChampions Mileが同日開催に

・Audemars Piguet Queen Elizabeth II Cup race day to feature Champions Mile and Chairman’s Sprint Prize in April 2018

Audemars Piguet Queen Elizabeth II Cup race day to feature Champions Mile and Chairman’s Sprint Prize in April 2018

 

これはgoodなニュースですね。QE2cupとChampions Mileが来年から同じ日に開催されることになりました。それと1200mのChairman’s Sprint Prizeも加わり、春の香港国際競走デーみたいな感じになります。2400mもあれば完璧ですが…。

毎年QE2cupとChampions Mileのどちらを見に行くか迷っていましたが、これで両方楽しめると言うことで良いですね。冬と同様に日本からも多くのファンが集まりそうですが、日本だとゴールデンウィークの時期なので航空券が高いのと恐らく春天と重なるので冬ほどではないかな。

AEROVELOCITYが引退

香港のスプリンターAEROVELOCITYが引退したようです。5/7のGⅠでは出走取り消しとなり、そのまま引退ですね。

国際GⅠを4勝(香港スプリント2回、高松宮記念、クリスフライヤースプリント)、3ヶ国で制覇した実績が光ります。レースでは競ったときの勝負強さが印象的で、逆に負けるときはあっさり負けるし、大敗もする馬でしたね。9歳まで長く活躍しましたが、怪我や病気が多かったですね。

そう言えば、ロードカナロアのラストランの日に1200mの一般戦を走っていたのがAEROVELOCITYでした。香港国際競走がメインなので一般戦は見てませんでしたが、次の年に活躍する馬が出てくる可能性があるので、見ておこうかなと思いました。

勝った4つのGⅠレースの映像を載せておきます。中国語ですが…。

・香港スプリント(2014年)

・高松宮記念(2015年)

・クリスフライヤーインターナショナルスプリント(2015年)

・香港スプリント(2016年)

5/7 CHAMPIONS MILE

・CHAMPIONS MILE & CHAIRMAN’S SPRINT PRIZE

http://campaign.hkjc.com/en/cm-csp/index.aspx

 

先週はQEⅡCUPが行われ、見事にネオリアリズムが勝利しました。今日はCHAMPIONS MILEとCHAIRMAN’S SPRINT PRIZEが行われます。前者は言うまでもなく1600m、後者は1200mです。残念ながら今年は日本馬の参戦はありません。

 

★CHAMPIONS MILE

出走頭数はわずか7頭!ABLE FRIENDが勝った2年前は6頭でしたね。それでは注目馬を挙げてみましょう。

・RAPPER DRAGON

香港の三冠馬。勢いがあります。2000mのQEⅡCUPには出ずに、こちらを選んできました。三冠レースでは、QEⅡCUPで2着に入ったPAKISTAN STARが1回も勝てませんでしたので、強い馬であるということは間違いないでしょう。恐らく1番人気か。

・BEAUTY ONLY

去年の香港カップ勝利馬です。ただし今年はピリッとしません。大敗はしませんが、勝ちもしない感じの馬です。安田記念に予備登録していますがどうでしょう…。

・HELENE PARAGON

去年の香港カップ2着馬。その後、GⅠを2勝していますが、去年の10月から毎月のように走っていて、やや使いすぎな気もします。

・CONTENTMENT

去年の同レース2着馬。安田記念にも出走したので覚えている方もいるでしょう。今シーズンは掲示板には多くのるものの勝ちがありません。

この4頭で決まると見ています。たぶん安いでしょうw日本馬が出ていないので買えず…。

QEⅡカップ ネオリアリズム勝利

4/30に香港の沙田競馬場でQEⅡカップが行われ、日本のネオリアリズムが見事に勝利しました。

レース映像↓レースから表彰式まで見られます。ただし中国語。

わずか8頭による競走でした。ネオリアリズムのスタートは良くはありませんでした。真ん中よりやや後ろで進みます。意外だったのはPAKISTAN STARが前に行ったことです。出が良すぎたのでしょう。レースはTHE UNITED STATESが引っ張っていきました。が、団子状態でどうみても遅い。800通過で54秒8だからやはり遅い。1000mは67秒くらいで超スローペースでした。このままだと直線のヨーイドンになりますが、1000m付近でネオリアリズムのモレイラ騎手が前へ出ます。そして4コーナーを回って先頭のままゴールへ。後ろからBLAZING SPEEDやWERTHER、PAKISTAN STARに追われながらどうにか逃げ切って勝利となりました。1000mからあれだけの競馬をしたネオリアリズムの強さはもちろん、馬の事を理解していたモレイラ騎手の好判断が光るレースとなりました。そりゃモーリスに勝った馬ですから強いはずです。

2着に入ったのがPAKISTAN STAR、3着がWERTHERで堅めの決着となりました。特にPAKISTAN STARはいい脚を使っていたと思いますし、まだ4歳なので今後が楽しみな馬です。12月のHKIRでは有力馬になっていることでしょう。

ほぼ毎年現地観戦していたのに、今年は諸事情で行けませんでした。そう言えばルーラーシップが勝った年も行けなかったなぁ…。