沖縄本島のバス運賃値上げ予定?

沖縄本島の主要バス4社のうち、琉球バス交通と那覇バスが運賃の値上げ申請をしたというニュースがありました。

例えば那覇市内だと一部を除いて240円ですが、これが260円になるようです。

今回値上げ申請したのは2社だけど、共同運行をしていたり、複数社で同じ区間を走る場合に運賃が異なってしまうので、東陽バスと沖縄バスも同様に値上げ申請する流れのようです。

私が沖縄に行くようになってから値上げを1回した覚えがあります。今回の値上げは16年振りだそうで、そんな前だったんだと思ってしまいました。

沖縄本島のバスは昔(20年くらい前)より格段に便利になりました。バスロケーションシステムや液晶パネルの導入、2015年にはICカード(OKICA)が使えるようになりました。バス自体もノンステップ車両が増えました。色々とお金がかかってそうですが、16年も値上げをしていなかったとは。

今では燃料が高騰していますし、値上げは仕方がないと思います。運転手の給料を上げるのにも値上げは必要です。ただし本数が減りまくって不便になってしまったので、ICカードでバスを乗り継いだら通算して欲しいというのが個人的な要望です。特定のバス停に限ってという条件付きでも良いので。

沖縄本島のバスは人員不足という理由で昨年に大幅な減便が行われました。そして少し時間が経ったら、減便により運転手の残業が少なくなって少ない給料が更に減ったみたいなニュースがありました。もうなんか悪い方向へ進みっぱなしって感じがします。

石垣島の空港連絡バス

ちょうど2週間前、那覇滞在中に日帰りで石垣島に行ってきました。OKA-ISGが安かったからですw

レンタカー移動でも良かったけど、今回はバス旅にしてみました。1日フリーパスがたったの1000円です。空港線の往復だけでも元がとれてしまいます。しかも購入した時間から24時間有効なので1泊2日の旅でも使えちゃう太っ腹な乗車券です。

今回の記事はそのバス旅…ではなく石垣島のバスについてふと思ったことを書きます。

石垣島のバスは1~11、13、55番があり、このうち空港連絡バスである4番、10番、55番の3系統はそれぞれ時間2本あって、地方空港の連絡バスとしては異例の本数を誇っていました。ところが乗務員不足が影響して10番のバスが1日2往復のみの大減便となってしまいました。それでも4番と55番で時間4本、更に空港以北のバスも加えると時間5本になる時間帯もあり、便利であることには変わりありません。

実際に空港のバス乗り場で観察していると、4番も55番も出発間際には座席が埋まり、立客が出る便もあるほどの盛況でした。

空港線のバスは国道390号線を走り、市街地までの所要時間は30~35分くらいです。そして現在県道214号石垣空港線と言う新しい道路が建設中で、wikiによると2027年度末に全線開通と書かれています。旧石垣空港横の道路がそれに当たります。

ストリートビューを見ていたら、この道路が全通すると16分短縮という看板がありました。確かに距離は短くなるけど、そんなに時間短縮されるとは思えませんね。

それで新しい道路が全通したらバスはどうなるのかというお話です。55番のバスは現在でもノンストップなので、県道214号経由になることはほぼ確実でしょう。問題は4番のバスです。4番が県道214号経由になってしまうと、白保~平得東間を通らなくなってしまいます。この区間はかつての白保線と言う石垣島で歴史が長く本数が多い路線で、現在の4番はこの白保線が延長したかたちとなっています。そうなると白保線を復活させる必要が出てきます。

10番のバスが減便されたように乗務員不足ですから、白保線と空港線を別系等にする余裕がないのは明らかです。そして県道が開通する5年以内に乗務員不足が解消するとは思えません。よって国道390号経由のままなのではと思っています。しかしそうなると55番のバスに客をもっていかれてしまう可能性があるのが悩みどころですね。55番(カリー観光)とそれ以外(東運輸)は別会社です。

それにしても全国的に乗務員不足問題が発生していますね。同時に運転手の高齢化も進んでいます。バスの運転手と言うと低賃金の割に責任は重大で大変なお仕事といった印象があります。運転が上手ではない私は、乗る度にバスの運転手って凄いなぁと思っていますし、前降りの場合は降車時にお礼を言って降りるようにしています。

最後に、旧石垣空港時代の空港連絡バスってどんなだったか思い出せなくて必死に調べたところ、空港線はJL系ホテル経由とNH系ホテル経由の2パターンがありそれぞれ40分おきの運行、つまり合わせて20分おきだったので、昔から便利だったようです。そして別に白保線が時間2本ありました。

沖縄本島バス 周遊パス

観光客向けに沖縄本島の路線バスが乗り放題チケットが発売されています。

レンタカーがやたら高いのでこれを使ってみようと思いました。

電子チケットと紙チケットがあり、電子チケットのほうが県の支援によって割引価格で使えるようです。

・電子チケットOTOPa
https://www.okinawapass.com/jp/

・紙チケット
https://www.okinawapass.com/chara/

しかしながらこの電子チケット、かなり使い勝手が悪そうです。

アプリを入れて購入するまではいいとしましょう。使い方を見ると…

1.乗車時に専用QRコードを読み取ります。
2.表示されたOK画面を係員へ確認させてからご乗車ください。
3.目的地に到着したら係員へOK画面を確認させてからお降りください。

と書かれています。

確かに先日バスに乗ったら運賃箱付近にQRコードがありました。これを読み取って運転手に見せるわけですね。でもこれって凄く面倒なように思ってしまいます。

そしてアプリの評価を見ていると、読み込んだ際の反応が遅いとか、そもそもQRコードの紙を置いているバスが少ない等の苦情があり、かなり評価が悪いですw

一方で紙チケットのほうは割引の記載がありませんが、使うなら紙のほうがいいですね。というかokicaに情報を入れて使えるようにできないのかなと思ってしまいました。

190番知花空港線 新設

沖縄本島では10/17に190番バス、知花空港線が新設されました。90番知花線を空港発着に延長したものです。

幾つか例外はありますが、系統番号に+100をすると空港発着、+200だとおもろまち発着が基本なので、90+100で190番ということになります。

190番が新設されて下記3つが便利になりそうです。

1. コザ~空港が便利になる
2.空港~旭橋(那覇バスターミナル)間の本数が増える
3.朝の時間帯に国際通りから空港に行くのが便利になる

ではそれぞれ見ていきましょう。

1.コザ~空港が便利になる

沖縄県で人口が一番多いのはもちろん那覇市ですが、2位は沖縄市、3位がうるま市となっています。那覇~コザ(沖縄市)~具志川(うるま市)のバスは、21番、23番、24番、63番、90番など多くの系等があるけれど、意外にも空港発着のバスは少ないのです。190番新設前までは空港発で、23番(夜間に2本)、113番が5本程度しかありませんでした。

これで空港から沖縄市やうるま市方面に1本で行きやすくなります。課題は空港発最終が16:20と早いので、全便が190番となると良いですね。

2.空港~旭橋(那覇バスターミナル)間の本数が増える

私は空港から旭橋まではバス移動が多いです。ゆいレールは混んでるのと駅までが遠いですね。特に最近は大きな荷物を抱えて移動することが増えたのでほぼバス利用です。

そして減便されたとはいえ90番は幹線バスだと思っていて本数がそこそこ多いです。190番になっても日中は2~3本あるので、既存系等と合わせて旭橋へ行くのに便利になります。また、国際通りやおもろまちへ行くのも便利になります。

3.朝の時間帯に国際通りから空港に行くのが便利になる

これは大きいと思っていて、朝に国際通り沿いにあるホテルから空港に向かおうとすると、120番は久茂地経由で通らず、125番の初便が9時台で使いづらい状態でした。

190番は国際通りを通り、8時台からの設定なので改善されました。しかも平日なら8~9時台は計8本(125番と合わせれば10本)もあります。

ということでバスが便利になることは良いですね。28番あたりが空港発着になると更に良いかなと思います。

2021-10 北東北6 バスに乗って北へ

大湊駅→柳町はJRバス、むつバスターミナルから下北交通バスに乗り換えます。乗り換え時間が僅かだったので2枚だけ撮影↓

このむつBTは残念ながら今年で営業終了となり、もう取り壊されてしまったかもしれません。もうちょっと撮影しておけばよかったなぁ。

むつBTから佐井線に乗って下北半島の北へ向かいます。途中大畑駅バス停で10分も無かった気がするけど停車時間がありました。大畑駅は廃止された国鉄大畑線→下北交通大畑線の途中駅でした。

観光案内図↓

廃止から20年以上経つけど駅舎がそのまま残っています↓

線路も残ったまま↓

乗ってきたバス↓

むつBTから1時間半くらいで本州最北端の大間崎に着きます。しかしここで降りると次のバスまで何時間も待たなければならないので今回は断念しました。今思えば降りてタクシーで追いかけても良かったかなぁと。

バスの窓が汚いのでよく見えないけど大間崎の様子↓

こちらはフェリーターミナル↓

2020-11 OKA3 バスで宮古島へ

宮古島へのバスは2社あるようで、行きは「エアポートライナー」に乗ります。空港内のバス会社の事務所前で乗車券を買ってバス乗り場へ。

バス乗り場↓

乗車券↓

伊良部大橋を渡る↓

曇天でしたが横から見る景色を楽しめました。高い位置から見えたのも良かったです。

宮古空港まで乗ればすぐに下地島行バスに乗り換えられるけど何もできないので平良港前で下車します↓

案内図↓

JGCではなくJCG↓

かつてはここから佐良浜港行きのフェリーに乗りました↓

パイナガマビーチ。曇天でもこんなに綺麗です↓

パイパイ公園↓

スズメがいっぱい↓

このあたりから少し雨が降ってきたので折り畳み傘を使ったら強風で使い物になりませんでした…。なので平良港の建物に戻りました。

いつもとは違う世界になってしまいました…↓

平良港前は9番のバスとエアポートライナーの両方が停まり、早く来た9番のバスに乗りました。こちらは一般的な路線バスでエアポートライナーよりも安いです。

時刻表↓

2019-08 四国 その11 宿毛から松山へ

柏島から高松へ向かいます。松山経由でwまずはバスでふれあいパーク大月へ。ここで宿毛駅行きのバスに乗り換えますが、40分ほど時間があるのでお土産を買って時間をつぶしていました。ふれあいパーク大月は道の駅みたいな感じです。

ふれあいパーク大月バス停↓

乗り換えたバスは25分ほどで宿毛駅に到着。コインロッカーに預けた荷物を回収、みどりの窓口があるので指定券を発行してもらいました。

宿毛市案内図。佐伯までのフェリーは休止だったような…↓

宿毛から宇和島まではバスに乗ります。宿毛→窪川→宇和島の鉄道移動だと時間がかかりすぎるので…・

宇和島までのバスはそこそこあります↓

宇和島までは約2時間ほど、バスは普通の路線バスでした。順調に走行していましたが、宇和島駅に近づくと渋滞にはまってしまい、11分の乗り継ぎ予定だったのでちょっと焦りました。

乗り換え時間が4分くらいだったのであまり写真が撮れず↓

特急宇和海に乗ります↓

4両編成で両端がN2000系、中間が2000系という変な編成でした。一番前の車両の数列が指定席、それ以外は自由席でした。

かなり久しぶりにN2000に乗りました↓

香港の2階建てバスが横転

10日に香港でKMBの2階建てバスが横転し、多数の死傷者が出るという事故が起きてしまいました。

このバスはKMB872番、沙田競馬場から大埔中心へ向かう途中、カーブを曲がりきれなくて横転したようです。正確な情報は不明ですが、記事によると出発が遅れて乗客がクレームをつけたところ、運転士がスピードを出して、下り坂カーブで曲がりきれなかったようです。競馬場からのバスということで多くの乗客が乗っていたことが想像できます。

香港のバスに乗るときは2階に座ることがほとんどなので、このような事故が起こるとちょっと怖くなりますね。特に山頂から下る15番のバスは…。Aが付く空港バスは高速道路?でもゆっくり走って安全運転というイメージがありますが、一般のバスは荒っぽいイメージがあります。

 

バスとは無関係ですが、2階建てと言えば普通列車のグリーン車もよく考えると怖い部分がありますね。転けることはないでしょうけど、火事とかあった場合に…。欧州基準みたいに脱出用ハンマーがあればいいですね。

那覇のバスは便利になったね

OKAに着いたらモノレール乗り場まで行くのが面倒になってきて、バスがある場合は利用することが多くなりました。バスのほうが安いしwちなみに基本的にはタクシーには乗らない派です。

それにしても最近の那覇のバスは便利になったと思います。まずICカードが使えるようになったのは大きいですね。今はバスとモノレールでしか使えないICカードですが、那覇へよく行く人なら持っていたほうが良いと思います。

そしてスマートフォンのアプリでバス検索できるのもgoodです。時刻表検索もできますし、接近情報なんかも確認できます。ただ、ある程度は路線図や地名を理解していないと難易度は高いと思います。

他には手を挙げなくても停まってくれるようになったり、車内に液晶画面が設置されたり、10年くらい前に比べるとはるかに良くなっています。

ただ、昔に比べて本数が少なくなったり、利用客が明らかに減っているのが気になるところです。