札沼線

先月、札沼線に乗車した時の話です。札沼線は学園都市線という愛称が付いているようですが、学研都市線と学園都市線のどっちだっけ?と分からなくなるので私は愛称を使わないでおきますwちなみに学研都市線はJR西日本片町線の愛称ですね。

今回は午前中に札幌~北海道医療大学を往復してきました。札幌駅11番線から721系6両編成に乗車。uシート編成で札沼線では自由席扱いなので、リクライニングシートで楽ちんです。

札幌を出発するとノロノロ運転が始まりました。隣の桑園までは函館本線の快速エアポート号と併走。あちらもノロノロだけど桑園通過(次のダイヤ改正から停車)なので抜かされます。桑園を出発するとやはりノロノロ。その次以降も同様でずっと徐行運転していて、北総線の新柴又駅みたいなルールがあるのかと思ってしまいました。終点の北海道医療大学まで50分かかりました。

札幌~北海道医療大学は28.9kmなので、50分ということは表定速度が約35km/hです。帰りは52分なのでもっと低くなります。札沼線は駅間が2km未満の区間が多いとは言え、もっとスピードを出せるはずです。線路もカーブが多いとかそういう訳でもないですし。wikiによると桑園~当別間は最高速度が85km/h、当別~北海道医療大学間は65km/hのようです。

色々と調べてみましたが遅い理由は分かりませんでした。保線等の事情があるのかもしれません。

そんなノロノロ札沼線ですが、過去にはこんな事も。
2019年に上り列車の石狩太美(現在は太美)~あいの里公園間で85km/h制限のところを33km/h超過して118km/hで走行してしまったようです。当時は駅間が4.2kmでしたが、今では間にロイズタウン駅ができたので、同じ事をしたら停まれないでしょうね。それにしても33km/hも超過はヤバイ…。

JR北海道が特急の一部を全車指定席化

まだ公式に発表はありませんが、某新聞社によるとJR北海道が来年3月のダイヤ改正で一部の特急を全車指定席にするようです。

対象は「北斗」「すずらん」「おおぞら」「とかち」の4つです。札幌から千歳線を通り、函館方面と帯広方面に向かう特急列車ですね。

JR東日本で進んでいる特急列車全席指定席化が北海道にも…って感じです。今回は4つの特急で試して、その後に他の特急もそうするつもりなのでしょう。

全車指定席化すると指定席料金で増収となる他、車掌業務も簡素化できて人員を減らせそうです。利用者側にとってみると、事前に確保できる席が増えるメリットがありますね。

しかしながら現時点ではどうするんだろう?と思うことが多々あります。ダイヤ改正発表と同時にそれも公開されるかもしれませんが、とりあえず書いておきます。

1.フリーパスの扱い
JR北海道ではフリーパスが色々あります。なかには指定席が使えるものがあり、北海道フリーパスのように指定席は6回までという回数制限されたパスもあります。北海道フリーパスの場合、7回目からは運賃のみ有効となり、別途指定席特急券が必要と書かれています。現状ではその場合は自由席を利用すればokだけど、全車指定席化して6回だと厳しい感じがします。

2.石勝線新夕張~新得間の扱い
石勝線の新夕張~新得間は特急列車のみの運行となり、同区間内のみの乗車の場合は乗車券だけで特急の普通車自由席に乗車できる特例があります。同区間を走る「おおぞら」「とかち」は全車指定席化の対象なので、この特例はどうなるでしょうか。たぶん普通車の空いてる席に座るってルールになりそうな気がします。

3.「かよエール」の扱い
特急列車で通勤通学できる「かよエール」という定期券があります。特急の普通車自由席が利用でき、その都度530円を支払えば指定席も利用できます。これが全車指定席になったらどうなるか。値上げだと大幅アップになりそうだし、毎回指定券を取るのが面倒になります。また短区間利用者に座席を取られて長距離利用者が席を確保できない事も予想されます。そうすると、やはり空いている席に座るという対応になりそうな気がします。ただ、座っても指定席券を持った客がどこから乗ってくるのか分からないから落ち着かないし、指定券を持った側にしても乗ったら誰か座っているというのは気分がよくないものです。

4.指定席でも差ができる
JR北海道では指定席はuシートとして自由席より少し豪華にして差を付けている列車があります。全車指定席化すると料金が同じで座席に差ができることになります。まぁ、現在でも「すずらん」号のように2両が指定席の場合、同じ指定席でも差が付いている場合がありますが…。

5.短区間利用者には全車指定席化は厳しい
JR北海道では普通列車が極端に少ない路線・区間があり、短距離でも特急に乗車する客も多いと思います。このような客にとっては確実に値上げになるので、ある程度は配慮が必要かと思います。そして前述のように短距離利用で長距離利用客が席を取れないって事も出てくるので、座席未指定券みたいな対応になりそうでしょうか。

6.指定席になると購入が自由席よりも不便
自由席特急券なら普通の券売機でも発券できますが、指定席となるとシステムに接続された指定席券売機等で購入しなければなりません。特急停車駅とはいえ無人駅もあるでしょうからそのへんはどう対応するのでしょうか。やはり普通の券売機で座席未指定券を発売…でしょうか。

7.チケットレス化も進めないと
全車指定席化を進めるのであれば、チケットレス化も進めたほうが良いですね。現在では札幌~苫小牧、岩見沢間くらいしか対応していません。もちろんダイヤ改正発表時に改善されるかもしれません。

首都圏の特急、京都地区の山陰本線特急、阪和紀勢本線特急、そして今回の北海道の一部特急と全車指定席化が進んでいますが、フリー切符が便利な四国と九州はそうならないで欲しいと思っていますw

2020-09 北海道19 長万部→室蘭→新千歳空港→帰る

ニセコ号は函館行でしたが、長万部駅で札幌行北斗号に乗り換えます。キハ281のトップナンバーがきました↓

そんなに古い車両という感覚はないけど製造後30年近く経っていますね。窓枠がテープで固定されていたり、ところどころ痛々しい姿が見受けられます。

車窓↓

東室蘭駅に到着↓

室蘭駅まではキハ150の普通列車に乗車します。混んでいて立っていましたが12分で着きます。

室蘭駅↓

案内図↓

そんなに時間があるわけではないので、駅近くのスーパーで買い物をして戻ってきました。

時刻表↓

発車時刻案内↓

残念ながら789系でした↓

汚いw↓

車止めまでは距離があります↓

駅名標↓

ホーム↓

室蘭本線の室蘭~東室蘭~沼ノ端は電化されています。しかし室蘭~苫小牧間の電車は特急すずらん号しかありません。以前は普通列車も電車が充当されていましたが、最短の両数が長く、単行で十分と判断されたせいか気動車列車になってしまいました。そういえば交流車両で1両で運転できる形式って無いですよね。

指定席を取っていたのでuシート↓

南千歳で降りて快速エアポート号に乗り換え新千歳空港駅へ。

ラーメンを食べて帰りました↓

これで北海道編は終了です。長々とご覧いただきありがとうございました。

2020-09 北海道18 札幌→長万部 特急ニセコ号

朝、窓の外を見ると札幌駅ビルが目立ちます。こちらも高層階なのですが…↓

今日は札幌から長万部まで函館本線の山線を特急ニセコ号で。倶知安~長万部の列車本数が少なすぎて旅程を組むのに困っていましたが、ニセコ号運転日だったのに気づいて助かりました。

3両編成のうち自由席は1両で、指定席の窓側が空いていなかったので自由席でいいやと思っていましたが、数日前に窓側が空いたので指定席を確保しました。自由席はカオスだったので結果的には指定を取って良かったです。

正直に言うとこの手のイベント列車には乗りたくありませんでした。高確率で不快な思いをするからです。今回は仕方がありませんでした。

ニセコ号は2番線から発車↓

エスカレーターでホームへ行くと、早速エスカレーターの人を撮影している人がいました。何の意味があるんだろうw

ホーム上はカオスな状態でした。自由席の列が物凄く長い。そして一般列車も発着するため大混雑でした。入線時間も遅かったですね。

キハ183はコンセントが付いた車両でした。家庭用のをそのまんま付けた感じw↓

余市駅では駅ホームで販売があり停車時間がありました。トイレに行こうとしたら車内のトイレが混んでいたので駅のトイレを利用しました。改札外でした。そのついでに撮影↓

車窓↓

長万部駅に到着。新型車両と一緒に↓

色々と思い出す長万部駅ホーム↓

駅名標↓

これはわかりやすくて良いですね↓

時刻表はやはり赤文字だらけ↓

2020-09 北海道17 富良野→旭川→札幌

富良野から富良野線に乗車します。乗換時間は13分で外に出る時間がありませんでした。

富良野駅↓

富良野線旭川行はキハ150の2両編成でそこそこの乗車率でした。高校生?も多かったですね。旭川までは80分で、徐々に暗くなってあまり車窓は楽しめませんでした。

旭川駅↓

特急カムイ号で札幌に戻ります。そしてラーメン↓

泊まったホテル↓

2020-09 北海道15 留萌→深川

留萌駅、深川行の改札は出発5分前で液晶画面に表示されていました↓

観光情報↓

立ち食い蕎麦屋があります↓

数の子オブジェ↓

改札オープンしたので乗り込みます。時間まで少々撮影↓

2番線もありますが、1日1本くらいしか使われていません↓

深川駅に戻ってきました。留萌本線の隣駅は北一已で「きたいちやん」と読みます↓

乗ってきた車両は回送になるようです↓

留萌本線は全線廃止が検討されているようです。バスも走っていますが、補助金無しでは存続が厳しいような事が書かれていました。よって廃止されてバス転換したとしても厳しそうですね。

現状のダイヤでは深川駅での乗り換えが便利とは言えないし、せめて接続をよくするとか、留萌本線利用者向けの特急割引きっぷを発売するとか、全列車旭川発着にするとか試してみればいいのにとは思いますが、それでも利用者を増やすのは難しそうですね。

こういうローカル線を存続させるために、例えばJRきっぷの発売駅を指定できて、その駅の売上にするというのができれば面白いとは思いますが…やらないでしょうね…。

2020-09 北海道14 留萌へ

翌朝、準備をして留萌へ向かいます。まずは特急で深川駅へ。札幌から1時間ちょいです。

深川駅↓

深川駅で留萌本線に乗り換えます。留萌行はキハ150+キハ54の2両編成でしたが、後部のキハ54は回送扱いで乗れません↓

約1時間で留萌駅に到着、そこそこ人が乗っていましたが、途中駅での乗降はほとんどありませんでした。

留萌駅から切り離して折り返し深川行キハ54が先発、約1時間後にキハ150が出て行きます。下りよりも上りが1本多いのはこのためです。

私は後発のキハ150に乗るので1時間ほど駅周辺をウロウロしてみます。

出発準備中↓

雪の影響を受けないような形状↓

少し雨が降っていて、道路がこんな感じだったので歩く度に靴が濡れてしまいました↓

踏切、右手が留萌駅↓

歩いている時にキハ54が出発したのでキハ150だけになりました↓

川沿いを歩いていきます↓

これは何でしょう?↓

駅の反対側は広い公園になっています↓

花壇↓

公園案内図↓

港?↓

数年前に留萌~増毛が廃止され、線路が途切れてしまいました↓

留萌駅に戻ってきたところでかなり強い雨になっていました↓

2020-09 北海道12 宗谷岬→稚内→旭川→札幌

バス待合所。奔騰に4便しかありません↓

ノートが多数ありました↓

稚内駅に着いてサロベツ号の発車時間まで色々撮影。1面1線↓

拡大。翌月に枕崎駅に行きました↓

6両まで入るようです↓

ペットボトルの蓋?でできた絵↓

車止め。実際には駅前広場まで延びています↓

特急が到着。かなり手前からノロノロ進入します↓

4両編成で自由席は先頭の1両だけでした。乗ったのはキハ261-103↓

旭川まで長かったけど、前回は冬景色だったので違った車窓を楽しめました↓

音威子府駅↓

北海道の広さがわかる図↓

旭川に到着後、特急ライラック号に乗り換えて札幌に戻ってきました。

2020-09 北海道4 岩見沢→札幌→OKD→RIS

岩見沢から札幌に戻ります。721系6両でuシート付き編成でuシートは普通車扱いなのでお得な列車です。が、uシートはサハなので乗らずモハに乗りますw

札幌に着いたら丘珠空港(OKD)に向かいます。直行バスがあるけど久しぶりに地下鉄に乗ってみようということで栄町駅経由で行きました。

栄町駅近くのバス停からバスに乗りました。歩いても近いけど、直射日光強めで暑かったのでバスにwバスは本数が少ないのであらかじめ調べたほうがよいですね。

初OKD↓

印象としては小さな空港で中は綺麗、航空系の展示物が充実してそこそこ楽しめる空港だと思いました。

旧SAABの座席↓

航空関連コーナー↓

e2系が…(笑)↓

出発・到着案内↓

ATRデビュー↓

OKDからは利尻(RIS)へ向かいます。鉄道旅行なのに飛行機に乗る理由は…
・HACを利用したことがない
・SAABに乗ったことがないし、ATR導入でそろそろ引退しそうなので乗りたい
・旭川から宗谷本線往復はきついので片道にしたい

利尻から稚内へはフェリーで移動することになります。

ということでRIS行を待ちます↓

JA02HC↓

こちらは新機材。後ろにはFDAが↓

座席は1-2配置↓

RISに到着。着陸前に透明度が高い綺麗な海が見えました。

案内図↓

便数は少ないけど立派な空港です↓

2020-09 北海道3 札幌→苫小牧→岩見沢

7:30発のすずらん号からフリーきっぷ利用開始です。その前に大きな荷物を明日から泊まるホテルに預けてもらうつもりが、ちょっと寝坊してしまいホテルに行く余裕が無くなってしまったので仕方なくコインロッカーに預けました。

ホームに行くとすずらん号が785系だったので改札外に戻って指定席を確保しました。785系のuシートに乗りたかったのです。

uシート↓

785系は500番台の2編成だけになり、すずらん号でしか乗るチャンスがありません。しかも789系と共通運用なので運ですね。

約50分程度の乗車でしたが、とりあえず785系に乗れたので良かったです。

苫小牧からは室蘭本線で岩見沢まで行きます。キハ150単行で非冷房仕様車でした。

こちらはすぐ横にいたキハ40↓

東室蘭方面からの普通列車が遅れていたけど、接続する札幌行普通列車は接続をとらずに定刻で出発していきました。次の普通列車は1時間以上あとなので、乗れなかった客は北斗号に乗車できると放送がありました。待っている人は1人だけでした。過密な千歳線を乱さないようにする判断だったのでしょう。

キハ150車内↓

特等席?↓

換気のため窓が開いているのでカーテンを閉められない仕様↓

乗車列車は定刻に出発し、岩見沢まで約1時間半でした。室蘭本線の苫小牧~岩見沢は本数が少ない区間だけど複線区間が長いように感じました。昔の名残でしょうか。