台湾、香港、シンガポールでの入出国

・台湾での入出国

台湾の入国カードはWEB上からも登録できるようになりました。しかし私は従来の紙を選択。HND-TSAの機内で配っていたので受け取って書きました。

TSAだったので入国審査場は空いていました。桃園空港の場合は混雑しているという情報をちらほら見かけますね。入国審査ではパスポートと入国カードを渡し、顔写真と両手の人差し指の指紋を採ってスタンプを押されて終わりです。

出国は桃園空港でした。台湾でも自動化ゲート導入が進んでいますが、自動化ゲートに列ができていて、通常の有人出国審査のほうがガラガラだったので有人のほうに行ってしまいました。パスポートを渡して顔写真認証、やはり指紋照合して出国スタンプを押されてあっさり出国できました。

・香港での入出国

香港ではe道を利用したので今まで通りで何も変わりありませんでした。

・シンガポールでの入出国

シンガポールは入国カードが電子化されたので、到着日を含む3日前から登録申請が可能です。今回は3日前に台湾にいて、パソコンを持っていかなかったのでスマホで登録したら面倒な感じがしました。人によるとは思いますがPCからの登録のほうが楽でしょうか。

ちなみに従来のように現地で紙のカードを書くことも可能なようですが、搭乗チェックイン時に聞かれるし、入国に時間がかかることが予想されるので、普通にWEBから登録したほうが良さそうです。

シンガポールでは入国時にも日本人は自動化ゲートが使えるようになりました。もちろんWEBで入国カードを登録しておく必要があります。パスポートを読み取ってゲート内へ。そして顔認証と親指の指紋を採ります。香港のe道よりは通過に少し時間がかかります。

出国時も入国と同様に自動化ゲートが使えます。恥ずかしながら指紋認証を人差し指でやってしまい、3回くらい失敗したところで一回外に出ろの表示となってしまいましたw親指でやり直してあっさり通過しました。

各国で入国時のルールが変わっている場合があるので、じっくり調べてから渡航されることをオススメいたします。「日本橋夢屋」さんのサイトが参考になりました。

日本での出入国

海外旅行再開の話はしばらく後になりそうなので、今のうちに出国、入国はどうだったのか書いておきます。何かの役に立つかもしれません。

・羽田で出国

平日の朝8時前だったのでそこまで混んではいませんでした。でもカウンターに列ができていたので、自動チェックイン機で搭乗券を受け取ります。ペラペラの紙だけど仕方ありません。

手荷物検査場への列がそこそこ長くなっていたので、Face Expressを利用してみました。成田空港では自動チェックイン機でFace Expressの登録ができるようですが、羽田なのでカウンター付近に設置されている専用の機器で登録します。

パスポートと搭乗券バーコードを読み取り、最後にマスクを外した状態で顔を撮影して登録完了です。

預け荷物がある場合は専用カウンターまで行き、顔認証だけで預けられるようです。今回は預け荷物はありませんでした。

手荷物検査場に向かって右側の端にFace Express用の通路があります。ANAカウンターのほうが近いですね。顔認証をしてゲートを通ると手荷物検査場への行列をスキップして各レーンに並べます。

搭乗ゲートでもFace Express用のレーンがありました。通常なら係員によるパスポートと搭乗券チェックがありますが、Face Expressレーンでは顔認証だけで通れます。

Face ExpressはJLとNH利用者が使えます(羽田ではDLも)。普通に便利だと思いました。

・帰国は成田

帰りはどうしようか迷いました。デジタル庁がVisit Japan Webというサービス利用を推奨していますが、スマホで登録するのが面倒だし、税関申告書は紙で書いた方が早いかなと思ったからです。スマホ登録が面倒だなと思った理由は、シンガポールの入国カードが電子化され、今回スマホで登録して面倒だったからですw

ネットで調べてもどっちが早いかよく分かりませんでした。でもVisit Japan Webを利用しない(できない?)外国人が税関検査で並んでたら、登録しておいたほうが早いかなとも思ったので、夜行便に乗る前に登録しておきました。

Visit Japan Webにアクセスして、最初にアカウント登録が必要です。パスポート登録時にカメラで読み取る機能が何故か使えなかったので手動登録しました。そして例の黄色の紙がデジタル化された感じで各項目を入力、登録します。シンガポールの入国カードよりは楽だったかな。

そして朝6時半くらいに成田に到着しました。入国審査では顔認証による自動化ゲートが混んでいたので、すぐ隣にある従来からの自動化ゲートを久しぶりに使いました。顔認証ゲートで便利になりましたが、登録しておくとこういう時に便利ですね。

そして階段を降りて税関検査へ。端末が何台か設置されていて、パスポートとVisit Japan Webで発行されたQRコードを読み取って手続き後、専用レーンにて顔認証で通過して外に出られるといった感じです。ガラガラだったのですぐ通過できました。

久しぶりの海外旅行でしたが、日本での出入国はどちらもスムーズでありました。