シンガポール競馬が2024年10月で廃止

数日前に私にとっては衝撃的なニュースがありました。シンガポール競馬が2024年10月5日の開催をもって廃止になります。

シンガポール競馬はシンガポールに行く理由の1つでもありました。かつては国際GⅠが1200mと2000mの2レースが行われ、毎年現地に見に行っていました。日本馬が優勝したこともありましたし、香港馬の活躍も目立ちました。ところがこの2つの国際GⅠレースが2015年に廃止となってしまいました。もう8年前のことなんですねぇ…。GⅠレース廃止の理由は色々あるようですが、これで行く回数が減ってしまいました。最後にいつ行ったか覚えていません。

競馬自体が廃止になるのは土地再開発のため政府に返還されるという理由のようです。何か別な理由がありそうな気がしますが、シンガポール競馬は180年もの歴史があることに驚きました。これが廃止になってしまうのは残念ですね。廃止までは1年以上ありますので、必ず行きたいと考えています。

今年のジャパンカップは外国馬なし

今日は東京競馬場で第39回ジャパンカップ(JC)が行われます。今年はなんと海外からの参戦がありません。1頭だけ参戦予定だったけど日本だと馬具が使えないものがあるということで取りやめになってしまったようです。

一方、JCと同じ2400mの香港ヴァーズは14頭中地元HKの馬が3頭だけです。日本から4頭も参戦します。

この差は何だろうということで両レースを比較してみましょう。距離は両方とも2400mで同じ。 両方とも海外からの招待馬は輸送費用等の補助が出るのも同じ。 1着賞金はJCが3億円、香港Vは約1.6億円なので約2倍の差があります。他に差があるのはゲートボーイが香港Vは使える、JCは使えない、というくらいかなぁ。

こう見ると賞金が高いJCに出たほうがいいじゃんと思うでしょう。しかし海外から参戦する馬は「勝ちやすさ」が重要なのでしょう。ご存知の通り海外馬が勝ちやすいのは圧倒的に香港Vです。JCは海外馬が勝てなくなったどころか、最後に海外馬が3着以内に入ったのが2006年Ouija Boardが3着、それ以降は4着が1回、5着が2回ということで長い間活躍できていません。もちろん高速馬場が影響している部分もありますが、やはり日本馬が強くなったということです。

香港Vは同日行われるGⅠ4競走の中では海外馬が一番勝ちやすいレースと言えるでしょう。これは過去の結果を見ても明らかです。JCと香港Vなら海外馬は勝つチャンスが大きい香港Vに出るのは当然と言ってもいいでしょう。いくら賞金額を上げても勝てなければ得られませんから意味が無いのです。

これで今年は1頭も海外からの参戦がありませんでした。正確には有馬記念で可能性は残されてはいますが過去に出た海外馬がいませんので期待値はかなり低いです。

日本馬が強くなって海外で大活躍する時代ですから、海外馬が来なくなるのは仕方のないことだと個人的には思います。

安田記念反省会

2日に行われた安田記念で思った事を書いてみます。

1番人気は単勝1.7倍のアーモンドアイ、このレースは香港でも売られていて現地オッズは日本より低い1.4倍になっていました。

スタート後はアーモンドアイを見るつもりだったのに、ダノンプレミアムが変な動きをしていたのでそちらに目がいってしまいました。横からの映像だったので何が起きたのかよくわかりませんでした。後でパトロールビデオを見たら、大外枠のロジクライが内側に強烈な斜行をしていて多くの馬が不利を受けてしまいました。ロードクエストなんて転けてもおかしくないくらい。外から3番目だったアーモンドアイもこの馬場では厳しい不利を受けてしまいました。

多くの人の予想通りアエロリットが逃げてやや縦長の展開になりました。アーモンドアイは後方からになって、ダノンプレミアムに蓋をされるような感じで進みます。

アエロリットが先頭のまま4コーナーに入り、アーモンドアイは前が空きませんでした。ようやく空いた時には残りわずかで絶望的な感じ、そして猛追するもインディチャンプとアエロリットを捕らえられず3着でゴールとなりました。勝ったのはGⅠ初挑戦で4番人気だったインディチャンプでした。

アーモンドアイにとっては不運が重なったレースとなってしまいました。それでも上がり最速で3着まで持ってきましたから負けはしたものの強い競馬はしたと思います。次走の秋天?を楽しみにしたいと思います。

第69回 安田記念

実は2400mのレースよりも1600mのほうが好きだったりします。理由はなんとなくw

今年の安田記念は特に楽しみなレースになりそうですね。ビューティージェネレーションが参戦を見送ったのは残念ですが、現役最強牝馬アーモンドアイとダノンプレミアムの対決が注目されています。

ダノンプレミアムはダービー以外は全勝だし、最近の内容も強い競馬をしていると思います。でも個人的にはアーモンドアイのほうが実力は上かなと思っています。

しかしこのマイル戦は何が起こるかわかりません。あのモーリスだって負けましたし、特に最近の東京競馬場はレコード連発してるのも気になります。

馬券はアーモンドアイを頭に固定して、ステルヴィオを2、3着で狙ってみようと思います。龍王を応援ってことでw

アーモンドアイ 凱旋門賞登録せず

17日の昼ぐらいだったか、アーモンドアイは凱旋門賞の予備登録をしないというニュースがありました。

過去の競馬ニュースではジョッキーや調教師は挑戦する気満々だったかと。だからあれ?と思いましたが、まぁ色々な事情があるのでしょう。残念ですが、やはりこのレベルの馬が挑戦するのを見たかったなぁ。

以前に記事にしたか覚えていませんが、凱旋門賞の観戦チケットが高くなってしまったのと、レース自体は中継映像のほうが見やすいので、欧州発券の復路を9月にしていました。ただ、アーモンドアイが出るなら見に行きたいという気持ちもあったので、二ヶ月連続で行く事も考えていましたがこれで無くなりました。

もちろんアーモンドアイ以外の日本馬が予備登録を行っていますから、今年はネット中継を見ながら応援したいと思います。

今年のDWCは熱い!?

3月末にドバイワールドカップデーがあります。そして徐々に予備登録をした馬の発表が行われています。

この記事を書いているのは11日夜です。現時点ではスワーヴリチャードがターフとシーマクラシックに予備登録したと発表がありました。大阪杯の覇者ですが、連覇を狙わずにドバイへ向かうようです。

昨年の年度代表馬アーモンドアイも恐らくドバイに向かうはずで、こちらもターフとシーマクラシックのどちらかに参戦が濃厚です。個人的にはシーマクラシックかなぁと思っています。

一方、香港ジョッキークラブ(HKJC)からも香港馬の登録状況について発表があり、ビューティージェネレーションがターフに登録されています。

つまり、アーモンドアイがターフを選択したら、ビューティージェネレーションと対決ということになりますので、実現したらこれは激アツですね。

ドバイに行って現地観戦したいとは思っていますが今年もパスです。行くとしたらCXで行きたいですね。

安田記念、宝塚記念に香港馬が参戦?

JRAの発表によると、安田記念に選出された香港のWESTERN EXPRESSが参戦することになりました。また、宝塚記念にはこちらも香港のWERTHERが選出され、参戦が濃厚になっています。

WESTERN EXPRESSは先日のチャンピオンズマイルでBEAUTY GENERATIONの2着に入りました。GⅠ勝利はないものの、香港マイルでも2着に入っていますので実力は十分にあると言っていいでしょう。沙田と東京ではコースが全く違いますが、香港馬がどれだけ東京で走るか注目です。

一方、宝塚記念にはWERTHERが参戦予定です。こちらは2年前のQEⅡカップ覇者で、GⅠを3勝している実績馬です。最近はピリッとしない感じも、ほとんどが馬券内に入っていますからダメになったわけではありません。時期的に力のいる馬場になりそうですから、香港馬に合いそうですね。あっさり持って行かれても不思議ではありません。

それぞれ香港馬が参戦予定ということで色々と面白くなりそうです。

高松宮記念にブリザードさん参戦

久々の競馬ネタです。香港馬のブリザードが高松宮記念に参戦します。昨年のスプリンターズSでは5着、香港スプリントは3着でした。既に日本に到着していて、本番は中京ですから関東からの輸送もあります。

・ブリザードの成績(HKJC)
http://www.hkjc.com/english/racing/horse.asp?horseno=S398

沙田は右回り、そして去年参戦した中山も右回りということで、少なくとも産地の豪州から香港に来てからは初めての左回りということになります。

エアロヴェロシティよりは落ちると思っているので、頭は難しいと思いますが、馬券に絡む可能性は結構あると思います。楽しみですね。

Dee Majesty引退

・ディーマジェスティ号が競走馬登録抹消

http://www.jra.go.jp/news/201711/112001.html

20日に発表されて驚きました。今年はダメで来年に期待と思っていたら、爪の状態がよくないみたいで引退になりました。

共同通信杯と皐月賞でかなりおいしい思いをさせてもらった馬なので残念ですが、種牡馬になるということで子供に期待したいところです。

SS+凱旋門賞

10月になりました。そして秋のGⅠシリーズが始まります。今日は第一弾のスプリンターズステークス、そして日本時間夜にはフランスで凱旋門賞が行われます。

まずはスプリンターズSから。ロードカナロアが引退してから混戦模様が続く日本スプリント界、今回もまさに混戦だと思います。飛び抜けて強い馬はいませんが、格上なのはやはりレッドファルクスでしょうか。複勝圏内には入ってきそうなイメージです。面白そうなのはラインミーティア。そして扱いに困るのが香港馬のブリザードですね。香港でも目立つ実績はありませんが、費用をかけてわざわざ来日参戦するのですから、それなりに何かあるのでしょう。そして調教師がウルトラファンタジーと同じというのも不気味です。

 

そして夜には凱旋門賞があります。今年の日本馬はサトノダイヤモンドとサトノノブレスの2頭が参戦。レースは18頭で行われます。

過去のデータを見ると、古馬牡馬が勝ったのは10年前の2007年。それ以降は3歳牡馬か3,4歳牝馬の勝利が続いている状態です。オルフェーヴルは非常におしかったですが…。やはり59.5kgというのは思っている以上に大変ということでしょう。オルフェーヴルのような怪物でさえも難しい。もちろんロンシャンとシャンティィの違いはありますが、基本的にはこの傾向を重視してもいいと思っています。

そうなるとたったの6頭まで絞り込めますwその中でも特にEnableが強いと言われていますね。個人的にはこの6頭のうち、オブライエン厩舎の馬が勝つと予想しています。さぁどうなるでしょうか…。