JAL Life Status プログラム

一週間前くらいに「JAL Life Status プログラム」が発表され、あっちこっちで話題になりました。

生涯搭乗実績による「JGC Life Mileage」が発展して来年から「JAL Life Status プログラム」になるといった感じでしょうか。「JAL Life Status プログラム」では搭乗の他、カード利用等の日常生活でもポイントが貯まるようになります。

今回の制度変更で大きく変わるのがJGC入会条件でしょう。新制度では1500ポイントが必要になります。これは大変なポイント数で、国内線1搭乗が5ポイントなので300回も乗る必要があります。前述の通り日常生活でもポイントが貯まるので乗らずにJGCになることもできますが、JALカードで6000万円の決済が必要と言われています。と言うか乗らないのにJGCになる意味はないですねw

新規でJGCを目指している人にとっては厳しい制度変更です。逆にサファイアに届くことはなかったけど、長年JALに乗っている人はJGCに入会できるチャンスであるとも言えます。

現行制度でのJGC入会は残り1ヶ月でサファイア達成するしかありません。搭乗実績によりますが、まだ0回の人が来年以降に300回乗るよりは今年修行しちゃったほうが圧倒的に安上がりでしょう。国際線FOP2倍キャンペーンをやっているので、KULやSIN等をビジネスクラスで2往復するのが楽でしょうw

来年からの「JAL Life Status プログラム」では下記の通り、星1つ~6つのグレードがあります。

※JALホームページから引用
それぞれの特典は下記URLをご覧下さい。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/jmb/lsp/star-grade/status/

特典一覧を見て気になったのは、「ご搭乗ボーナスマイル」はFLY ON プログラムのボーナスマイルと両方付くのか?ですね。たぶん高い方を適用ってなりそうな気がしますw
ネット上では「パートナー企業のステイタスのご提供」というのがどんなものか気になってる人が多いようです。

最後に個人的な事を書いておきます。今年までの「JGC Life Mileage」では国際線の搭乗実績で上位を狙っていましたが、某流行病のせいで3年間国際線に乗れなかったこともあって、もうどうでもいいやと思っていました。

新制度の「JAL Life Status プログラム」では国内線の搭乗回数と国際線の生涯マイルのポイントが合算されるのは良いと思いました。計算したところ自分の実績では星4つですね。そして数年で星5つになれそうです。星6つは無理ですw

残っていたHKG-TYOを予約

残り3ヶ月は国際線で修行?します。今のところ国内線は2区間だけで、国際線チケットでの国内線となっています。

そして唯一予約していなかったのがHKG-TYOで、どうしようか色々迷っていました。CXの特典航空券狙いだけど日本路線が渋すぎて空席がありません。台湾か那覇経由でもいいけど旅行費用が更に上がってしまいます。

冬ダイヤが発表されたくらいからHKG-HNDのJL便にPY席が継続して設定されるようになり、特典航空券でもPYが出るようになりました。でも必要マイル数が65000となっていて、とても取る気にはなれません。様子を見ていたら、いつだったか忘れましたが15000マイルに下がっていました。8月に直前でも15000マイルだった日が多々あったので、そのうち下がるだろうと実は狙っていました。Y席が18500マイルなのでそれより少ないです。

ということでとりあえずHKG-HNDをJL便で予約して押さえておきました。もしCXで空きが出た場合はそっちに移りますw

新コンフィグにはあえて期待しません

JLがB777-300ERの後継としてA350-1000(略してA351?)を導入しますね。そして10/2に色々と発表があるようです。

初号機の機番は「JA01WJ」で、やはり気になるのは座席でしょう。10/2に発表されるようですが、こういうのは事前にどこかで漏れてしまうんでしょうねw

ということで発表まで期待が膨らむところだけど、私はあえて期待しません。理由はスカイスイートのC席が微妙だったから今回もしょぼいのかなとw

まずファーストクラス。現在のB773では1-2-1が2列で8人が定員です。これを少し幅が狭くなるA350でやるのは微妙ですね。MHがA350で1-2-1のFを設定したけど、現在ではビジネススイートになっています。もしかしたら色々と工夫して1-2-1配置にしちゃうかもしれませんが、他社が豪華な個室風になっているのを見ると、かなりしょぼくなってしまいます。

となると有力なのが1-1-1配置ですね。そうすると横幅がかなり広くとれるので、どんな座席になるのか楽しみですね。でもCXのFみたいに少し斜めにして縦方向を詰めたりして…。

次にビジネスクラス。現行SS7のC席は縦方向は広いけど横方向が狭く、手元に小物があまり置けないのが欠点だと思います。今主流なのは1-2-1配置だけどシーラスのように斜め向きではなく、着席時は前向きで、フルフラット時は斜めに寝るみたいな座席でしょうか。恐らくそんな感じにするんじゃないかなと思います。ちなみにNHは「THE Room」という座席が好評のようですが、縦に寝られるようにするために、後ろ向きの座席と組み合わせていますね。

プレミアムエコノミーは2-4-2で現行のようにシェル型にするかしないかでしょう。

最後にエコノミー。これも3-3-3で当確でしょう。ひょっとしたらB772みたいに3-4-2も考えましたが、これをするとA350特有の中央列荷物棚取りにくい問題が更に酷くなりそうなので無いと判断しました。JLはエコノミークラスの評価が一番高いかもしれませんねw

往復セイバーは…

JLの新運賃に往復セイバーというのがあります。スペシャルセイバー、セイバー、フレックスで同じ組み合わせ、又は異なる組み合わせで往復で購入すると、一部路線を除いて片道あたり約5%引きとなる運賃です。

検索してみると、スペシャルセイバーの空きがあればそれの5%引き、スペシャルセイバーの空きが無くセイバーの空きがあればその5%引き、フレックスしか空きが無ければフレックス運賃の5%引きとなります。

5%引きならお得じゃんと思ってしまいますが、少々罠がありますね。まずフレックスの場合は変更可なのが往復セイバーとして買うと変更不可になります。フレックスの最大の利点が失われてしまいます。

次に往復セイバーはツアープレミアムの対象外です。これは微妙なところで、5%割引を取るか、数百マイルを取るか迷うところです。例えばHND-OKAの場合、スペシャルセイバーの場合はツアープレミアムで25%分がプラスされます。これが246マイル。そしてスペシャルセイバーが片道13810円の場合、往復セイバーが片道13150円となり660円の差があります。つまり660円引きを取るか、246マイルを取るかということになります。この場合は私なら往復セイバーにせずマイルを取ると思いますが、運賃が高くなると割引額が大きくなるので往復セイバーにすると思います。また中短距離路線だったら獲得マイルが元々少ないので往復セイバーで買うでしょう。

JLDP タイムセール

現在JALダイナミックパッケージ(JLDP)でタイムセールをやっていますね。JLDPは航空券と宿泊がセットになったフリープランのツアーです。

ところがタイムセールでも安いかと言うと疑問符が付きます。例えば那覇1泊2日で検索しても、安くても35000円くらいです。これなら航空券とホテルを別々に予約したほうが安いし、マイルやFOP獲得数も増えます。 旧運賃時代なら2万円台だったと思うので余計に高く感じてしまいます。

タイムセールでお得感があるのはオプションかもしれません。「いち押しレンタカー」というオプションで、レンタカーが高騰するなか格安で借りることができます。先日MMYで利用したら5泊6日でたったの6000円で借りることができました。

また、JRのフリー切符も更に安く出ている場合があります。今回のタイムセールではJR北海道の札幌周辺のものしか出ていませんが、JR四国やJR九州で通常よりも安く出ている場合があります。3月にJR九州でそれを利用しました。

ダイヤモンドメタル?

先週twitter上でJLのダイヤモンドメタルが話題になっていました。

JALの新しいFLY ON サービス
https://www.jal.co.jp/jp/ja/jalmile/flyon/diamond-metal/

条件を簡単に書くと、15万FOP(全てJL便)以上またはJL便を180回搭乗かつ5万FOP以上となります。

メタルと言えば存在は知られていたものの条件が不明なステータスでした。これがはっきりしたわけです。

上記ページでは「ダイヤモンドメタル特典」として5つの特典が載っていますが、正直15万も乗って得るステータスとしては割に合わない気がします。とは言え1回は取ってみたいなぁとも思ってしまいましたw

JL国内線タイムセールで各路線6600円

2/24にJLが国内線航空券のタイムセールを行うと発表しました。

・さあ旅に出よう「JALスマイルキャンペーン」、3月9日より販売開始
https://press.jal.co.jp/ja/release/202302/007246.html

対象期間は一部を除き、4/14-6/30なので2ヶ月半となります。

対象路線は国内線全路線で、一部の短距離路線は6600円より安い場合があります。

6600円と言っても利用する空港によっては別途「国内線旅客施設使用料」が加算されます。例えばHND-OKAの場合、HNDが370円、OKAが240円なので610円上乗せで片道7210円となります。

国内線旅客施設使用料については下記をご参照ください。

・国内線旅客施設使用料(PFC)について
https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/airport/pfc/

NHのセールに対抗したものと思われますね。単純に旅行をするなら太っ腹なセールだと思います。まぁどのくらいその枠があるのかは不明ですが…。予約開始と同時に繋がらなくなるのは容易に想像できます。

一方で修行的にはどうでしょうか。このセールの運賃は「プロモーション」でマイル積算率が50%となります。そしてツアープレミアムは対象外です。

例えばHND-OKAの場合は下記のようになります。

運賃…7210円
FOP…984
マイル…1132(JMLの場合)
FOP単価…7.33

通常の運賃、スペシャルセイバーで一番安い場合は…

運賃…13870円
FOP…1676
マイル…1943(JMLの場合)
FOP単価…8.27円

こうして見ると今回のセール運賃が優位ですね。そして後者の場合はHND午後発、OKA午前発という縛りがあるのでHND-OKA-HNDの場合はOKAで宿泊費用が発生します。今回のセール運賃は一部を除きほぼ全便が対象なので、宿泊せずに修行できます。欠点は1回の獲得FOP数が少ないので何回も乗らなければなりません。まさに修行ですねw

全路線が対象なので、もっと稼ぎたければHND-MMYやISGを狙えばいいですね。MMYは時間変更で乗りやすい時間になりました。ただし、観光路線なので一般客も狙うだろうし、枠も少ないでしょうから取りやすさはHND-OKAに軍配があがるでしょう。

最後に自分はこのセールに参加するか。もちろん参加するでしょう。ただしそんなに多くは予約しないと思います。どちらかと言うと、普段は安い運賃が無い路線を乗ってみたいと思いました。発売まで10日ほどあるので色々と考えることにします。

HND-MMY直行便が使いやすい時間に

先月中旬に出たJL系の2023年度基本便数計画によると、夏ダイヤからHND-MMY直行便の時間が変更となるようです。

・JTA・RAC、2023年度基本便数計画を決定
https://jta-okinawa.com/pressrelease/22049/

JL931 HND-MMY 0655-1000 → 1045-1345
JL936 MMY-HND 1950-2225 → 1435-1710

私にとって今のダイヤは朝早すぎ、夜遅すぎなので、ほとんど利用したことがありません。時間変更により使いやすいダイヤとなりました。と言っても利用するかは値段次第でしょうねw

同様にHND-UEOも使いやすい時間になります。UEO-HNDは相変わらず那覇経由ですね。

他にはKIX-MMYが通年運航化されるのは良いニュースです。MMYにはNHが直行便を飛ばしまくってるので、JLにはもうちょっと頑張って欲しいかなと思います。

海外発券再開はしばらく先

久しぶりに海外発旅程を検索してみました。いやー、とてもお高くなってしまいましたね。これではしばらく利用しないでしょうね。

某ウイルス流行前と変わった点は、
・円安で高い
・燃油サーチャージが高い
・国内線ブッキングクラスが国際線と同じになった

海外発券では円安なのは痛いですが、それ以上に燃油サーチャージが高すぎます。11月時点だとKUL-TYOが片道約30000円、欧州線だと片道約60000円です。

3年くらい前までは、例えばPRG発券では燃油サーチャージが上がるとエコノミー割引航空券本体の価格が下がり、トータルであまり変化がないように調整されていましたが、今はさすがに調整できる範囲を超えてしまっています。

そして国際線航空券の国内線部分でブッキングクラスが国際線クラスと同じになってしまったのも修行的には痛いところです。例えばSクラスなら以前は国内線部分が100%だったのが50%、QとかNなら30%です。特にPRG発券では国内線部分で稼いでいたようなものなので痛いですね。

具体的に獲得FOPがどのくらい減るのか計算していませんが、気が向いたら調べてみよう…。

というわけで、恐らく来年も国内引きこもりになりそうです。

最新の保安検査レーンを利用した感想

「JAL SMART SECURITY」羽田空港国内線への導入完了
・https://press.jal.co.jp/ja/release/202208/006839.html

8/2に上記プレスリリースが出ました。羽田空港の一般保安検査場に最新式の機器が導入されています。

メリットとしては、下記になるのかなと思います。
1. 飲み物やノートPCを入れたまま検査できる
2. 遅い人がいても準備ができたら追い越して通過できる

特に2は前の人がトレーに入れるのが遅かったりして、早くしろよと思ったことがある人が多いかと思います。

一方で改善して欲しい点もありました。先月利用時のことですが、自分の荷物が検査装置から完全に出ているのに、次の人の荷物の検査に時間がかかっていて、30秒以上ローラーが動かずこちらに来ないのでちょっとイラッとしてしまいましたw要するに荷物が出てきて見えてるのにすぐに受け取れなかったということです。