ワールド・オブ・ウィナーズ?

ツイッター上で「ワールド・オブ・ウィナーズ」というキャンペーンが話題になっています。

これはHKIA、つまり香港国際空港が無料航空券をプレゼントするというものです。無料と言っても各種税金等や燃油サーチャージは自己負担となります。

・ワールド・オブ・ウィナーズ
https://wow.hongkongairport.com/lang/jp/tickets

今のところキャセイパシフィック、香港航空、香港エクスプレスの3社が対象となっています。出発地は東京だけでなく北は新千歳、南は沖縄まで対象となり、1社につき約1.2万枚が配布されるようです。このうちキャセイは抽選、他は先着順なので注意が必要です。

航空券は無料、では実際に自己負担分は幾らくらいになるか調べてみると、例えば成田発着だと3社ともに25200円程度になりそうです。内訳は燃油サーチャージが16800円、香港国際空港の諸税が意外と高くて4750円、成田空港のそれが3660円となります。

調べていたら日本の国際観光旅客税が1000円も取られているのに気づき、そんなふざけた税金があったなぁと思い出してしまいました。

往復セイバーは…

JLの新運賃に往復セイバーというのがあります。スペシャルセイバー、セイバー、フレックスで同じ組み合わせ、又は異なる組み合わせで往復で購入すると、一部路線を除いて片道あたり約5%引きとなる運賃です。

検索してみると、スペシャルセイバーの空きがあればそれの5%引き、スペシャルセイバーの空きが無くセイバーの空きがあればその5%引き、フレックスしか空きが無ければフレックス運賃の5%引きとなります。

5%引きならお得じゃんと思ってしまいますが、少々罠がありますね。まずフレックスの場合は変更可なのが往復セイバーとして買うと変更不可になります。フレックスの最大の利点が失われてしまいます。

次に往復セイバーはツアープレミアムの対象外です。これは微妙なところで、5%割引を取るか、数百マイルを取るか迷うところです。例えばHND-OKAの場合、スペシャルセイバーの場合はツアープレミアムで25%分がプラスされます。これが246マイル。そしてスペシャルセイバーが片道13810円の場合、往復セイバーが片道13150円となり660円の差があります。つまり660円引きを取るか、246マイルを取るかということになります。この場合は私なら往復セイバーにせずマイルを取ると思いますが、運賃が高くなると割引額が大きくなるので往復セイバーにすると思います。また中短距離路線だったら獲得マイルが元々少ないので往復セイバーで買うでしょう。

JLDP タイムセール

現在JALダイナミックパッケージ(JLDP)でタイムセールをやっていますね。JLDPは航空券と宿泊がセットになったフリープランのツアーです。

ところがタイムセールでも安いかと言うと疑問符が付きます。例えば那覇1泊2日で検索しても、安くても35000円くらいです。これなら航空券とホテルを別々に予約したほうが安いし、マイルやFOP獲得数も増えます。 旧運賃時代なら2万円台だったと思うので余計に高く感じてしまいます。

タイムセールでお得感があるのはオプションかもしれません。「いち押しレンタカー」というオプションで、レンタカーが高騰するなか格安で借りることができます。先日MMYで利用したら5泊6日でたったの6000円で借りることができました。

また、JRのフリー切符も更に安く出ている場合があります。今回のタイムセールではJR北海道の札幌周辺のものしか出ていませんが、JR四国やJR九州で通常よりも安く出ている場合があります。3月にJR九州でそれを利用しました。

シンガポール競馬が2024年10月で廃止

数日前に私にとっては衝撃的なニュースがありました。シンガポール競馬が2024年10月5日の開催をもって廃止になります。

シンガポール競馬はシンガポールに行く理由の1つでもありました。かつては国際GⅠが1200mと2000mの2レースが行われ、毎年現地に見に行っていました。日本馬が優勝したこともありましたし、香港馬の活躍も目立ちました。ところがこの2つの国際GⅠレースが2015年に廃止となってしまいました。もう8年前のことなんですねぇ…。GⅠレース廃止の理由は色々あるようですが、これで行く回数が減ってしまいました。最後にいつ行ったか覚えていません。

競馬自体が廃止になるのは土地再開発のため政府に返還されるという理由のようです。何か別な理由がありそうな気がしますが、シンガポール競馬は180年もの歴史があることに驚きました。これが廃止になってしまうのは残念ですね。廃止までは1年以上ありますので、必ず行きたいと考えています。