6/16に燃油サーチャージの改訂を申請という発表がありました。2023年8,9月発券分はワンランクダウンとなり、ゾーンGが適用されます。
現在発券するとゾーンHなわけですが、だいぶ高いですねぇ。香港や台湾は片道8400円、シンガポールやマレーシアは17900円、欧州や米国・オーストラリア等は33400円となっています。
一部の会社を除いて日本発はどの航空会社もほぼ同額になっているようで、JLの場合は日本の出発地のどこからでも同額です。例えばTYO-TPEの燃油サーチャージは往復で16800円です。これがCTS-TPEでもOKA-TPEでも同額です。たった398マイルしかないOKA-TPEと1682マイルもあるCTS-TPEが同額なのは違和感がありますが、そういうルールなので仕方がありません。
一方で海外発ではどうでしょうか。JLの場合は日本発以外の燃油サーチャージも同様に2ヶ月毎に改訂しています。以前は海外発のほうが安くなることもありましたが、現在はどちらでも同じ位になっています。
TPE発券で調べてみます。JLについて、TPE-TYOの燃油サーチャージは往復で約17400円となっています。ところがCXの同区間は往復で約6100円、BRとCIは約7800円となっています。日本発みたいに右にならえルールではないようで、ずいぶんと差があります。CXでTPE-NRT-TPEは約6100円、NRT-TPE-NRTだと16800円。日系航空会社は燃油サーチャージが高い、そして日本人はぼったくられているんじゃないかと思ってしまいます。
細かいルールや法律を知らないど素人ではありますが、JLの欧州発券で見られるような燃油サーチャージが増減すると、それに合わせて航空券本体が増減して値段が変わらないようになっているのを何度も見たし、燃油サーチャージって色々とおかしい部分が多いと思ってしまいます。