ビジネスクラス修行 その1 HND-TSA

5月まで国際線予約が無いのはちょっと…ということで、ちょうど1ヶ月くらい前に国際線予約を追加しました。国際線に乗りたいというのもありますが、偶然にも好条件が重なって大チャンスだったのです。

■HND-TSA Uクラス

これは特典航空券で取りました。当初はHND-KIX-TPEで取る予定でしたが、空席待ちをしたら速攻で落ちてきたのでHND-TSAにしました。これでTSAからTPEに移動するのに、桃園空港MRTに乗れることになります。

当日は気合いを入れて早起きし、7時過ぎにHNDに到着しました。1時間ほど時間があったので、久々にFラウンジへ。この時間は混んでいますね。食事コーナーでは列ができていました。機内食があるので、あまり食べずにぼーっと過ごしていました。

そして搭乗です。ゲートはサテライト…。機材は767-300ERでスカイリクライナーでした。このフライト、モンスタークレーマーがいて最悪でした。こんなのはさっさと降機させて出発しろと思ってしまうくらいw海外の航空会社ならきっとそうしているかもしれません。無関係な客(私を含め)までそれを見ていて気分を損ねるくらいのレベルで、大変残念なフライトとなってしまいました。

色々あって気分が乗りませんでしたが、機内食は洋食を選択↓

そしてTSAにはかなり早着しました。そうそう、TSAって搭乗橋を抜けるとエスカレーターで上がる構造なんですね。この構造だと詰まるので好きではありませんw

TPEに移動してすぐ出国予定だったので、入国カードにone day stayと書いておいたら速攻で突っ込まれましたw

審査官「今日日本に帰るの?」

私「いいえ、桃園に移動してキャセイで香港に行きます。」

審査官「便名は?E-チケット控えを見せて」

私「CX xxxです。」

こんな感じのやりとりで、入国カードに何か書かれた後に顔写真、指紋をとられ、スタンプを押されて無事に入国。台北駅に向かいました。桃園空港MRTに乗るために入国したようなものです。

桃園空港MRTについての記事は↓

桃園空港MRTに乗ってみた

桃園空港MRTに乗ってみた

・桃園空港MRT

http://www.tymetro.com.tw/eng/

 

2/16~3/1まで無料で試乗できます。今回、TSAからTPEに移動することになったので利用してみました。というか、このために入国したようなものですw

予定では13:40の整理券配布開始を待とうと思いましたが、飛行機がかなり早着したために、11:40に間に合うかもしれないということで、TSAに着いたら某所へ買い物に行かずにそのまま台北駅へ向かいました。

TSAから文湖線→板南線で台北駅に着くと、案内表示に従って桃園空港MRTの台北駅へ向かいます。これがまた遠くて、いったん高鉄・台鉄の地下改札横を通って連絡通路を進むと辿り着きます。恐らく500mくらいはあると思われます。

まずコンコースで整理券を受けとります。着いたのは11:40から40分後でしたが普通に受けとれました。300番台だった気がします。

次に改札口へ進みます。係員に整理券を押すと手の甲にスタンプを押されます。そして改札口にICカードをタッチします。悠遊カードでokです。持っていなければ係員がタッチしてくれます。ちなみにスタンプはどこの駅から乗ってきたか調べる為のもののようですが、降りるときにノーチェックだったので意味がありませんでしたw

そしてホームに降ります。直達車と普通車でホームが分かれています。今回乗るのは直達車で、それぞれ15分毎に発車しているようでした。写真を撮りたいところですが人が多いのと、並ばないと座れないのでさっさと並んでしまいました。撮れたのが↓だけ。

1本待って乗りました。車内はクロスシート中心で、香港の機場快線と似たような感じでした。運良く進行方向窓側に座れました。

さて出発です。しばらく地下を走った後は、地上に出て高架になります。そしてカーブが多く、あまりスピードを出していません。外を見ていると、50m起きくらいに「←○○駅○○m ○○駅○○m→」みたいな表示があって、この文字が読めるくらいに遅い運転でした。

都市部を走っていると、いつの間にか山間部に移りました。この日の台北は雨でしたが、ここでは濃霧になっていました↓

37分くらいで桃園空港のT1に到着しました。ノロノロで遅延した訳ではないので、開業後もこのくらいのスピードなのでしょう。T1で降りる人はあまり多くなく、終点のT2まで乗り通す人が多く、試しに乗りに来たって人が多いのでしょう。

改札にICカードをタッチして普通に出場しました。もちろん残高は減りません。前述の通りスタンプのチェックはありません。

駅から空港へは連絡通路を進みます。台北駅のようにそんなに長くはありません。

コンコースは地下2階のようで、まず動く歩道のようなエスカレーターで地下1階に上がります。そうするとレストラン街…。この空港、上下移動が面倒な空港ですね。最初からエレベーターを利用した方が良さそうです。

 

ということで、試乗したときの事を書いてみました。台北/空港まで鉄道1本で行けて便利になりましたが、台北駅の乗り換えがちょっと不便な感じがするので、目的地によっては他の交通手段を利用した方がいい場合もありそうです。あと、直達車はT2が始発なので、T1から着席は難しい場合があるかもしれません。このMRTは高鉄の桃園駅にも行けますので、MRT+高鉄というのもありですね。

台北メトロのHP

・台北メトロ(日本語版)

http://m.metro.taipei/jp/

 

台湾の空港HPは日本語対応だったりしますが、台北メトロの日本語版もかなり便利なページですね。運賃、乗り換え検索はもちろん、駅構内図や周辺地図まで見られます。そしてシンプルなので見やすくて良いと思います。

CIとのコードシェア便を発売?

一週間くらい前にエクスペディアで検索していたら、CI運行のTPE行にJL便名が付いていました。本家JLサイトでは21日から発売します…と発表されていましたが、検索しても出てきません。

運賃表は更新されていて、直行型運賃としてMクラスのみ書かれていますね。OKA-TPEを見ると4万円。エクスペディアで検索すると、税金等を入れて44400円になっていました。これはちょっと割高感がありますね。

一方、台湾発のほうもまだ反映されていないようで、こちらもエクスペディアで検索すると、Vクラスで45000円程度になっていました。日本発の方が安い&サブクラスが上のようです…。

JAL桃園空港ラウンジ?

・2017年2月4日より、台湾桃園国際空港のラウンジは、Plaza Premium LoungeからJAL桃園空港ラウンジに変更となります。

https://www.jal.co.jp/inter/service/lounge/tpe/

 

サクララウンジ→GEラウンジ→CIラウンジ→Plaza Premium Lounge→JAL桃園空港ラウンジ

色々と変更が多いようで、結局はサクララウンジがあった場所に戻るようです。ただ、サクララウンジを名乗らないのが不思議ですが、どこかに委託ということでしょうか。まぁ、中身自体はサクララウンジ時代とほとんど変わらないのでは?と予想します。

 

JLとCIが日台間路線でコードシェア拡大

・JALとチャイナエアライン、旅客・貨物分野での提携強化に合意

http://press.jal.co.jp/ja/release/201701/004101.html

・チャイナ エアラインとJAL、旅客・貨物分野での提携強化に合意

https://www.china-airlines.com/jp/jp/discover/news/press-release/20170110-3

 

これはgoodニュースですね。JLはまだ制約がありますし、機材数からしても拡大は難しいので、こうやってコードシェアで選択肢が増えることは良いと思います。

趣味的にはJL便名で744に乗れるのがいいですねw(TGなどでも乗れますが)

個人的には、帰国便の選択肢が増えるのがいいですね。CXの台北発券を使い終わって日本に戻るとき、現在のJL TPE-NRTは10時発と13時発で早すぎるんですよ。TSAなら15時台もありますが、移動を考えると早い。CXは12時台でやはり早い。CIとコードシェア開始すると、TPE16時台の便が使えますね。NGOやKIX、OKA行なら17時台。

TSAなら今でも18時台の便をコードシェアしてるじゃんって言われそうですが、JL便名だと高い運賃でしか利用できないんですよね。

そう、このコードシェアで気になるのは運賃ですね。前述したように、現在コードシェアしているHND-TSAのCI運航便をJL便名で買おうとすると、高い運賃でしか乗ることができません。これは推測ですが、今のCXと同じようなかたちになると予想しています。つまり、JL自社便がある路線(TYO、KIX、NGO)は高い運賃のみ利用できて、それ以外の空港は安いダイナミックセーバーで利用可ということですね。まぁ、もう少し経ったら運賃についても発表されるでしょう。

MRT空港線

・<空港線>1月末までにプレ開業の可能性 2週間限定で運賃無料/台湾

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161231-00000002-ftaiwan-cn

 

やっと動き始めますね。色々と事情があるのでしょうが、時間がかかりすぎてしまいましたね。

開業後、台北~機場の運賃は160元で、バスより高く、705バス+高鉄より安い設定です。バスは交通状況により所要時間が変わるし、705バス+高鉄は高鉄が時間2本しか停まらないので、タイミングが悪いと1時間くらいかかってしまいます。時間が読める鉄道が開業するのは大きいですね。

記事によると、開業時のダイヤは速達タイプと各駅タイプの2種類が1時間に4本ずつ設定されます。台北~機場は速達型が約35分、各駅タイプが45分だそうです。もうちょっと頑張れそうな気もしますが、とりあえずはこんなもんなのかな。

ちなみにこの空港線は高鉄桃園駅にも行けますので、高鉄で台中や高雄へ向かう人にとっても便利になりそうです。705バスが30元、空港線は35元なので僅かに差がありますが、利用者は乗り場まで(から)の移動が楽かどうかで決めるでしょうね。

次回の台湾行がいつになるか不明ですが、開業していたらもちろん乗ってみようと思います。