JAL SKY SUITE Ⅲを利用した感想

SS9ⅡのJAL SKY SUITE Ⅲを利用してきました。JAL SKY SUITE Ⅲ自体はちょうど1年前にSS2で利用したことがあり、狭いなぁといった印象でした。

B787とB777では機体幅が違うものの座席自体は同じ大きさのように感じました。違う点は、まずコントローラーがSS9は液晶画面になっています。SS7と同様ですね。他にはマガジンラックとシートコントローラーの位置が違います。SS2では座席横にありましたが、SS9Ⅱでは前席の後ろの辺りになっていました。あとは3点式シートベルトですね。これはちょっと苦痛ですwでも、たすき掛けの部分は離着陸時のみで良いと言われました。

マガジンラックとシートコントローラー。安全のしおりには787-9Bと書かれています↓

アメニティグッズが巾着袋になっていました。中身は歯ブラシ、マスク、耳栓、アイマスク↓

 

SKY SUITE Ⅲの問題点はこれ↓

まずテーブル。CXなどのシーラスでは、サイドテーブルの下に入っていて、横に引き出して使用しますが、SKY SUITE Ⅲでは上記のように壁から下ろして使用します。構造上の問題もあるのでしょうけど、特に後ろの人の収納時の衝撃が伝わってきて不快です。

そして液晶モニタの位置が良くありません。SKY SUITE Ⅲ登場前に、液晶画面が前になって見やすくなって良いと書いた記憶がありますが、実際には狭くなる原因になり良くありませんでした。正面にすることにより、足を入れる部分がだいぶ手前側になって、ベッドモード時に足を曲げられません。横に向いていれば曲げられますがw圧迫感のある原因だと思います。

CXシーラスの場合↓

CXの場合、液晶画面は上記画像のような位置にあり、レバーで手前に引き出して使うため、収納時には見にくい欠点がありました。でもA350のシーラスでは収納時でも見える液晶画面に改良されています。圧迫感が圧倒的に違いますから、この方式のほうが良かったと思います。

うーん、それともCXと同様にできない理由があるのかもしれません。特に真ん中の列では足を交差させるタイプになっているため、そこにテーブルを入れられず、前席の壁につけざるを得なかったのかもしれませんね。