昨日のニュースに総武本線都賀駅でドアが開かずに列車が発車したトラブルがあったとありました。
首都圏の電車の場合、車掌はホームの停止位置目標を確認してからドアを開けますが、これが雪で見えなくなり、確認するために車掌が外に出て、恐らく雪をどかそうとしている間に運転士が乗降完了と思い込んで、車掌を乗せないまま発車させてしまいました。
運転士はドアが閉まりっぱなしだったのに気づかなかったのは問題だし、車掌もまずは運転士と連絡を取るべきだったのかなと思います。ブザー合図方式ではないので悪いところが出てしまったかな。
客を乗せず発車…と言えば昨年末にも上越線でありましたね。JR上越線の越後川口駅で下り列車がドア開閉を行わず発車して約30人が乗れず1時間後の列車まで待たされたというトラブルです。
運転士がドア開閉操作をせずにドアが閉扉したと勘違いしたのが原因だそうです。運転士がドア操作ということでワンマン列車です。そしてドア操作をしなかったというのはちょっと考えにくいことではありますが、それ以上に乗ろうとする客がホームに30人もいて気づかないというのは大問題です。ミラー等で確認しなかったのでしょうか。半自動ドアですから客はドア横のボタンを押して開けるわけですが、もちろん無反応で押している間に動いたとすれば危険です。
人間だからこういうことが起きてしまうのは仕方がないのかもしれませんが、起きないようにしっかり対策して欲しいと思います。