JL A350-900の座席についての感想

6/20にA350の座席について発表がありました。それについての感想を書いてみます。

全体的には思いきって変えてきたなぁと思いました。例えばF席は白から黒っぽいデザインになりました。座席そのものも今までとだいぶ違います。各クラスとも国内線仕様としては豪華な仕様で乗ってみたいと思わせる座席ですね。近距離国際線としてC/PY/Yの3クラスとして使っても良さそうなくらいです。

・ファーストクラス
黒ベースで印象が変わりました。シェル型になってリクライニングは電動になりました。B7/B6のシートでは電動にすると機器を設置する必要があり、前の座席の下に荷物を入れられなくなるという理由で導入を見送ったという記事をどこかで見たような気がします。新シートでは背面を見ると荷物を置けるか微妙なスペースではあります。
次にシートサイズをB7と比較してみましょう。シートピッチはB7が130cm、A350が134cmなのでA350が微妙に広いことになります。まぁ気づかないレベルでしょう。シート幅はB7が53cm、A350が51cmです。これはA350のほうが胴体幅が狭いからでしょう。なおB7は中央の肘掛け幅が33cmと公表されていますが、A350はされていません。なので写真を見ての感想ですが、A350のほうが明らかに狭いですね。これもやはり胴体幅が狭いことによるものでしょうね。
テーブルは中央の肘掛け部分から取り出すように見えます。よって隣席の人がこの部分に珈琲を置いている場合は干渉してしまうようにも見えますが、うーんどうでしょう。
最後に隣席との仕切りである可動式ディバイダーについて。引き出した時はやや中途半端な気がしますがどうでしょうか。そしてデフォルトが閉まった状態なのかどうかも気になります。

・クラスJ
第一印象は他社の国際線PYに似た感じだなぁと思いました。シートサイズを見てみると、シートピッチは現在のものより1-3cm狭い仕様です。シート幅は変わらず、ただし中央の肘掛け幅が狭そうに見えます。
個人的に残念なのはテーブルが中央の肘掛け内収納になったことですね。外側肘掛け下にある収納スペースと反対にしてディバイダーを付ければ完璧だったと思います。

・普通席
B7は3-4-3でA350は3-3-3なので横幅に関してはA350では改善されたことになります。シートピッチに関しては現在のものと同じようです。
他のクラスと同様に個人画面、USBポートが付いて便利になります。個人画面とコンセントとの間にスマートフォン等を置けそうなスペースがあるように見えますが、書籍専用と書かれた写真がありましたので、安全のしおりや機内誌等がそこに入るのでしょう。

9/1からHND-FUKに投入されます。ちょうど9月に同区間に乗る機会がありましたので、朝早いけど早朝便を予約しました。普通席での予約なのでアップグレードできればクラスJにしたいです。Fは無理でしょうw