キュンパスを使ったら新幹線で例の事故が起こった話

3/6にキュンパスを使いました。そうです、東北新幹線で連結器不具合があった日です。

その日は大宮から「はやぶさ」に乗って盛岡へ。盛岡から快速はまゆり号で遠野まで乗車しました。そして新花巻まで戻って新幹線に乗車しました。

やまびこ号に乗ったら水沢江刺で出発が遅れていました。車内放送では上野~大宮間で車両点検が行われているために全線運転見合わせとのこと。

在来線では車両点検なんて頻繁にあるし、すぐに運転再開するだろうと思っていたけど、ずっと運転見合わせのまま。そして繰り返される放送では車両点検で…としか言わず、今度は大幅に時間が時間がかかる見込みと。おかしいなと思ってスマホで情報収集すると、なんと走行中に連結が外れてしまったようで、こりゃしばらく無理だなと思ってしまいました。

この日の予定は新幹線で仙台まで→仙台に2時間滞在して昼食と仙石線に乗車→仙山線で山形→山形からは山形線で福島→福島から指定席を取ったやまびこ号で帰る、でした。

それからはどうやったら仙台駅に辿り着けるかだけを調べていました。JR東日本アプリを見ると、幸いにも水沢江刺~仙台間は1本も在線がなくて古川までは行けると思いました。

20分以上経過して下り列車が出発していきました。そして私が乗っている上り列車も次の一ノ関まで運転すると放送。

一ノ関に到着すると悩みました。在来線に乗りかえれば仙台から乗車予定の仙山線に間に合います。しかし古川からも在来線で間に合うし、ワンチャン仙台まで進めたらラッキーということで古川まで行く決断をしました。

1駅ずつ進めているようで、くりこま高原に到着。新幹線単独駅なのでここで運転見合わせになると詰みますwちなみにくりこま高原から仙台までは高速バスがあって、到着の数分前が出発時間でした。もし間に合っていたら乗りかえたかもしれません。

そしてどうにか古川駅に到着。アプリを見ると仙台駅は全ホーム埋まっているようで、ここから先に進むのは困難ということで在来線に乗りかえました。

古川から陸羽東線で小牛田まで、そして東北本線で仙台までどうにか着きました。しかしながら仙石線に乗れなかったのが残念だし、昼食の時間も無くなって仕方なくニューデイズでパンとか買って仙山線に乗車しました。

山形からは例によって719系で米沢まで。米沢~福島も719系に乗車。峠越えのこの区間は検札が絶対あると思っていたけど、山形新幹線が運休した影響で米沢出発時点でも立ち客が出るほどだったせいか、検札がありませんでした。

福島に到着するといつもは5番線に着くはずが6番線に到着しました。5番線にはE3系つばさ号が出発待ちとなっていました。福島駅の6番線は切り欠きホームで短いので新幹線車両が入れる在来線ホームは5番線しかありません。

指定席券を持っていたやまびこ号は少しの遅れで済みそうな感じでしたが、仙台駅での折り返し作業に時間がかかっていて結局は50分近く遅れて到着しました。そして車内は指定席車であっても超激混み。私は車端部に席を押さえていたので席に辿り着けましたが、車両中央だと出入りが困難なほどの混み具合でした。そして宇都宮では積み残しが発生するほどで、座っていても通路に立っている人の荷物や体が当たりまくるくらいでかなり疲れました。

今回は旅程崩壊はせずに済みましたが、当初は昼に近い時間帯に出発する予定でもっと酷い目にあっていたかもしれません。そして本日のダイヤ改正からは物理的に連結器を固定して運転室内の切替レバーを固定して通常に戻るようですが、どうにか問題解決して安全運行を続けて欲しいと思います。

2024-3 キュンパス 大宮→新潟

前月に続いて2回目のキュンパス旅です。今回は新潟→大宮のノンストップ便に乗ってみようと新潟へ。

早朝の大宮駅で少し待ち時間があったので撮影↓

9号車のトレインデスク車両を利用したようです↓

大宮から15分くらい走って山が見えてきました↓

1時間走ると雪景色↓

新潟駅に到着↓

折り返し列車がノンストップ便になります↓

1時間ちょい時間があるので高架駅となった新潟駅を観察していました。

駅前は工事中↓

反対側↓

在来線は3方向、日中はそれぞれ約20分おきのわかりやすいダイヤになっています↓

2024-2 キュンパス2 青森→秋田→新潟→大宮

青森からは「つがる号」に乗車します。始発だからつがる号は自由席利用です。早めにホームに戻って乗車するとそこそこ埋まっていて、どうにか窓側席を確保できました↓

出発時には立客が出るほどになっていたけど、次の新青森駅で大量に下車していきました。新幹線リレー的な役割があることを忘れていました。

つがる号は終始ゆっくり走っていました。奥羽本線の青森~秋田は最高時速が95km/hだそうです。ずっと雪景色↓

青森から2時間40分くらいで秋田に到着。乗り換え時間が20分くらいあったので改札外に出てみました↓

秋田犬がキュンパスを宣伝↓

秋田からは特急いなほ号に乗車します。車両はE653系で中身は先程のE751系と同じようなものです↓

座席↓

シートピッチは国鉄標準で、うまく背面の処理をして狭く見せないという座席でしたね。

いなほ号では指定席を確保したけどガラガラでした。上越新幹線で使うべきでした。

羽越本線の最高時速は秋田~酒田が95km/h、酒田~新発田が120km/hなので酒田から明らかにスピードを出している感がありました。

道中は寝不足のせいかずっと眠っていたようです。撮った写真はこれだけ↓

新潟に到着すると同じホームで上越新幹線に乗り換えます。同じホームとはいえ2ヶ所の自動改札を通るところが、武雄温泉駅や以前の新八代駅とは違う点ですね。

乗り換え時間は10分くらいあったけど、自由席狙いなのでさっさと車内へ。混んでいてどうにか3人掛けの通路側に座りました。すぐに隣のB席も埋まって立客も出ながら出発。途中駅から乗ってくる人は当然座れませんね。

これでキュンパス1回目は終了です。次回は再度新潟へ行くことになります。

2024-2 キュンパス1 大宮→新青森→青森

JR東日本が全線フリーパスを出すのは珍しいのでキュンパスを利用することにしました。大宮→新青森→青森→秋田→新潟→大宮と反時計回りで一周する旅程です。正直電車にずっと乗っている感じですw

大宮からはやぶさ号に乗車。キュンパス効果で指定券が非常に取りにくい状態となったのでビジネスマンは大変でしょうね。

はやぶさ号に乗っていて覚えているのは仙台でそこそこ客が入れ替わって、北上あたりで減速運転してたくらいかな。

新青森到着↓

新青森で大量下車、超絶ガラガラで出発して行きました…↓

札幌まで開業すれば利用者は確実に増えますから早く開業して欲しいですね↓

新青森~青森の奥羽本線普通列車はかなりの混み具合でした。

青森駅の八戸方面ホームは7両くらいは入りそう。でも定期列車は全部2両だったような↓

他のホームは昔の長いまま↓

先まで延びているのも変わらず↓

ホームが長いのがよく分かります↓

お高い列車の停車位置目標を発見↓

奥羽本線の主、701系↓

この時の青森駅はまだ工事が終わってなかったかな↓

昼飯を食べようと外に出たのは覚えているけど、何を食べたかは忘れてしまいました。

戻るとつがる号が入線していました。E751系に乗るのも久しぶりです↓

キュンパスを2回使った

JR東日本が出した企画きっぷ、キュンパスを結局2回利用してしまいました。指定席利用が2回までと微妙だと思ったけど、昔と違ってJR東が特急料金込みのフリーパスを出すのは珍しいので購入しました。

1回目は大宮→新青森→青森→秋田→新潟→大宮、2回目は大宮→新潟→大宮→福島→仙台→山形→米沢→福島→大宮でした。

両方とも帰宅した後にかなり疲れを感じてしまいました。もう若くはないからかなぁと思いましたが、18きっぷ旅行よりも疲れた気がします。

それにしても新幹線の混み具合が凄かったです。こういうのは私みたいなオタ用かと思ったけど、一般人の利用がかなり多かったようです。えきねっと登録が必要で平日のみという条件にもかかわらず凄いですね。

最初から旅行を決めていた人がこのきっぷを使うとJR東にとっては減収になるけど、このきっぷが発表されて旅行しようと決めた人のほうがはるかに多いでしょうから、かなりの増収なのではないでしょうか。そして交通費が安いぶん、旅行先でお金を使ってくれるので、地方にとっても好影響なのは間違いありません。

課題もまだまだありそうです。デッキ全体が立つ人で埋まるほど混んでる列車もあったようです。そして何より指定席が取りにくい。これは普通の出張者にとってはかなり困った問題でしょう。新幹線の各列車に1両だけ設定されたトレインデスクはえきねっとから予約ができないので、出張者に配慮したものかと思っていますが、キュンパスを発券したらMVで席が取れてしまいますので、こちらも前日くらいには席が取りにくい感じでした。

これだけ好評ならまた閑散期にやると思います。いろいろと改良されればいいですね。