・「羽田空港アクセス線(仮称)整備事業」環境影響評価調査計画書
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/assessment/information/toshokohyo/publishdetail/359_hanedaaccess_tosho_kei.html
羽田空港アクセス線(仮称)は3ルートあって、このうち東海道本線と東海道貨物線(大汐線)を結ぶ東山手ルートについて上記の発表があり、どうやって造るか?というのが判明しました。
大汐線は浜松町が起点で東京貨物ターミナル駅まで線路がありますが、現在は使用されていません。浜松町~田町付近の大汐線の線路は東海道本線との間に東海道新幹線があるので東海道線と線路を繋ぐのは容易ではありません。これをどうするかというと、田町駅の山手の引き上げ線を撤去し、山手外回り・京浜東北南行・東海道上りの線路をずらし、それによって空くスペースを単線のトンネルを建設して田町駅南側で大汐線と接続させるようです。場所が無いので単線なのは仕方ないですね。
そして一部高架化等がされますが基本的には大汐線の設備が使われます。東海道本線との接続部分は単線だけど、大汐線は複線になっています。
東京貨物ターミナル駅付近から羽田空港までは新線が建設されます。資料を見ると、羽田空港駅は1面2線で15両編成対応、ホームはT1とT2の間に平行に設置されるようなので、両ターミナルからは少し遠い可能性があります。そして図では2層構造になっているので、下層を別ルート用で使うのかもしれません。りんかい線の運賃を確実にとるために別改札だったりして。
運転本数は1時間に8本と書かれています。これは恐らく上下合わせて8本でしょうね。つまり1時間に4本で、宇都宮・高崎線が2本、常磐線が2本というのが予想できます。
ちなみにこの路線ができるとJRだけで羽田空港と成田空港を結ぶ列車が可能になりますね。京急・京成のアクセス特急には適わないだろうし、やるとは思えませんがw